ドミノ列車で行こう。
【メキシカントレイン】
自分の周りでドミノの話題が盛り上がって見るみたいですので、
便乗してこの記事を書いてきたいと思います。
今回紹介する【メキシカントレイン】はアメリカで人気のあるドミノゲームで、
今回紹介する【メキシカントレイン】と【チキンフット】はボードゲーム初心者にはボードゲームに興味を持ってもらうには丁度良いゲームだと思っています。
※ちなみに【チキンフット】はこちらを読んでみてください。
本来、「メキシカントレイン」「エンジン」「オープン」のシステムがあればメキシカントレインとして成立し、
後の細かい点のローカルルールは多岐にわたります。
自分がよく今回は色々調べて上でルールを作り、
当時遊んでいたのを紹介します。
■目的
なるべき自分の手牌を早く無くしていきます
■用意するもの
・W9、W12のどちらかのドミノ
・マーカ(チップなど、ドミノに乗せられる大きさのものがいいです)
・W12セットのドミノを買ってくると、エンジンのシートも付いてくるので、あればそれも使用します。
■エンジン
まず、ラウンドごとに指定されたダブル牌を中央に置きまます。
このW牌を通称「エンジン」と呼びます。
エンジンは、最初のラウンドでは[9-9]になります
そしてラウンドが進むごとにエンジンになるダブル牌の目は1つずつ下がっていきます。
■手牌
「エンジン」になった牌以外はよくシャッフルし、手牌として人数に該当した枚数を取っていきます。
人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 | 7人 | 8人 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
W12の手牌 | 16枚 | 16枚 | 15枚 | 14枚 | 12枚 | 10枚 | 9枚 |
W9の手牌 | 15枚 | 13枚 | 10枚 |
このリストはメキシカントレインを紹介しているサイトで推奨している枚数ですが、
自分の場合W9で手牌を以下のようにしてました。
人数 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 | 7人 | 8人 |
---|---|---|---|---|---|---|
手牌 | 15枚 | 11枚 | 9枚 | 8枚 | 7枚 | 6枚 |
残りは脇に置いて山牌とします。
■独自路線、メキシカントレイン
ドミノはエンジンから各プレーヤーの手前に向かって伸びていきます。
プレーヤーは基本的に自分の手前の列しかをつなげることしか出来ません、これを「レール」と呼びます
また、個々のレールとは別に全員が置くことの出来る共同のレールがあります、
この共通レールを通称、「メキシカントレイン(Mexican Train)」と呼びます。
■プレイ
スタートプレーヤーから手番を行っていきます。
まず、エンジンと同じ目の牌があったら、
スタートプレーヤーだったら自分のレールか、メキシカントレインのいずれかに牌を置いています
時計回りに手番を回します。
以降、置ける場所のレール、かメキシカントレインのの先端の目と同じ目を持っていた場合つなげることが出来ます。
■オープン
つなげる牌が無い場合、山牌から一枚引きます。
引いた牌でつなげたら置いて手番が終わりになります。
つなげられなかったら、マーカーを自分のレールの先に置きます。
この様にレールにマーカーを置くことを「オープン」と呼びます。
オープンしたレールは臨時の共同路線となり、
これ以降他のプレーヤーも置くことが出来るようになります。
これがかなりやっかいな攻撃でたいていの場合は想定外の牌を置かれてキツくなることが多いです。
このオープンになっている状態を解除するには、
手番の時に自分のレールにつなげる牌を置かなければいけません。
置けたらマーカーを取り除き、再び自分専用のレールとなります。
■ダブル牌の使用
ダブルを置いた場合、直角に置きます、
そしてもう1手番行わなければいけません。
因みにダブルは連続して置くことが出来ます。
なのでダブルを複数枚つなげることが出来る場合、3連続、4連続と手番を行うことが出来ます。
ただし、1手番行わなければいけないので、連続手番時につなげる牌が無ければ山札から引かなければいけません。
もちろんひいてダメだったらオープンになります。
ダブルは早く上がれるチャンスですが、同時に自分が引いてしまうリスクもあります。
なお、手番終了時ダブル牌の先にドミノをつなげる事が出来ないとき以下の特殊なオープンが発生します
■ダブル牌の特殊オープン
もし手番が終わったとき、ダブルがつながらずT時のレールになってるところがあったとします。
次のプレーヤーはオープンであるかないかに関わらず、必ず次につながる牌を出さなければいけませんと言う縛りが起きます。
もし、牌が出せない場合、山牌から引き、それでも出せない場合、そのプレーヤーのレールはオープンとなり、
次のプレーヤーも同じ縛りがまわります。
そして牌を誰かが置けるまでこの縛りつづくのです。
オープンで線路を通さないと大事故を起こすので、急遽線路をつなぐというイメージでルールを覚えていただくのが良いと思います。
■次のラウンド
誰かの手牌が無くなった場合
又、山牌が無くなった時にパスが1周したらラウンド終了です。
各々の手牌の目を合計して失点とし、スコアに記録し次のラウンドに移ります。
次のエンジン牌を中央に起き、スタートプレーヤーが時計回りに移ります。
こうしてエンジンが[0-0]になるまで行い、
全ラウンドを終えた時点で失点の少ないプレーヤーの勝利です。
■ゲームの短縮
もし、早くゲームを終わらせたいばあい、
[9-9]、[6-6]、[3-3]、[0-0]
[9-9]、[5-5]、[0-0]
と言う風にエンジン牌の目をスキップすることでラウンドを短くすることが可能です
自分の番の時に相手の手番に出せないようにしつつ、次に牌を出せる様な目にしていく様に置いていくのが戦略になるかと思います。
また前にも書いたどうりダブルのテクニックも重要です。
一気に牌を減らせるチャンスですが、使い方を間違えると次に出せる牌が無くて自分のレールを開けてしまう危険がありますのでね。
子供向けのゲームですが、作戦を考えなければいけません
戦略があるとはいえとはいえ、初心者、ゲーマーに幅広く受けられるゲームではあるのでゲーム会に持って広げゲームではあるので、本当にオススメだと思います。
海外ではメキシカントレインのを遊ぶためのドミノのセットが売られておりマーカーが汽車のデザインになってたりしてます、
Mexican Train メキシカントレイン の通販 | カラメル
エンジンのデザインも凝っていてボタンを押すと音が出るものもありますよ。
どうせだったらゲーム会に持って行くんだったらこういうセットはほしいですね。
メキシカントレインセットのセットもいいし、「エンジン」「オープン」などのこのゲーム独自の用語がゲームの雰囲気を上げるために華を添えてくれます。
色々なメキシカントレインのセットがありますので是非ともネットで売られていたら買ってみて遊んで見てください。
他のサイトでもルールが上がってます。
所々ルールが異なってもいますので紹介しますね。