お花をいけましょ♪
【ikebana】
トランプ、ドミノの話ばかりしてたので、今回はこのゲームの話をしましょう。
まず、【hanabi】というゲームがあるのをご存じでしょうか??
このゲームはフランスのゲームデザイナーA.ボザが2013年のドイツ年間ゲーム大賞を取ることになった協力ゲームの傑作であります。
しかしながら、本来は「hanabi&Ikebana」という同人ゲームとして売られており、【hanabi】と【Ikebana】 という二種類のゲームが出来るのは知っていたでしょうか??
実は【hanabi】が変速的な協力ゲームなのですが、
【Ikebana】は正当と言っていいほどのゲーム、しかもギャンブルゲームにになっていて、【hanabi】と真逆のアプローチで作られているのです。
その後、【hanab】iのみ単独での販売となってしまいました。
しかしながら【Ikebana】も十分面白いので、今回はこれを紹介します、
このゲームではhanabi&ikebanaのカードを使用します。
今現在はこのカードは出回ってはいないのですが、花火カードでマルチカードが入ってれば遊べるので代用として遊ぶ事が出来ます。
まず、【hanabi】のカード構成を知ってる方はご存じかもしれませんがカードの構成から説明します
■カード構成
カード構成は色が赤、青、緑、黄色、黒の5色になっていて、
それそれの色ごとに1が3枚、2~4が2枚、5が1枚の10枚、
それと1~5の数字のマルチカラー(ジョーカーみたいなもの)が各一枚づつ、全部で55枚とこのゲーム独自の構成であり
シンプルではあるんですがトランプではまねできない構成になってます。
■役と得点
このゲームはラウンド終了ごとに手元に来た5枚のカードで出来た役の得点を計算していきます。
役の一覧はこの様になってます。
役 | 得点 |
---|---|
ワンペア | 数字×2 |
スリーカード | 数字×3 |
フォーカード | 数字×4 |
ファイブカード | 数字×5 |
1234 | 8点 |
2345 | 12点 |
12345 | 15点 |
それぞれのカードは別々の役で計算してください
同種役とシークエンス役は同時に計算することはできません。
1、2、3、4,1,の場合は1、1のペアはカウント出来ないのです。
1、2、3、4の8点のみ数えます。
そして各カードの色の構成の仕方によって今まだ稼いだ得点に何倍かにするボーナスが決ります。
色の構成 | 何倍か? | |
---|---|---|
2色 | 2倍 | |
5色 | 3倍 | |
1色 | 4倍 |
なお、マルチカードはどの色でもかまいません。
計算例として例えば
黄3赤3黒3青5緑5
とします、
そうすると、
(3×3+5×2)×3=57点となります。
自分の中で考えた最高点の例は…
5赤 5マルチ 4赤 4赤 4マルチ
これで全部赤として、
(5×2+4×3)×4=88
となるはずです。
だけどほとんどあり得ないことではあるんですが。
■プレイ方法
時計回りに手番が移っていきます。
手番ののプレーヤーは山札を引くか相手の捨て札を買うかの2拓を選ぶことが出来ます。
山札を引くときはまず山札は一番上をめくります
めくったカードがほしい場合は表向きにして自分の前に置きます。
いらない場合は、左隣のプレーヤーに1ポイント払い、山札からめくります。
再びめくった札がいらない場合はさらに左隣のプレーヤーに2ポイント払います。
さらに気に入らない場合はさらに左隣のプレーヤーに3ポイントという風に
カードをめくっていく度に左回りのプレーヤーに1ポイント増やして支払っていきます。支払うのが1周したときは自分には払いません。自分はスキップして支払っていきます
支払う点が無いとめくることが出来なくなります。
カードを買うを選んだ場合は、他のプレーヤーの捨て場の一番上のカードの数字分のポイントを該当のプレーヤーに支払い買い取ることが出来ます。全員5枚カードが自分の手前に並んだらしたらラウンド終了。得点の計算をします。
■次のラウンド以降。
次のラウンドは前回のラウンドで最も点を稼いだプレーヤーから始めます。
こうして4ラウンド行い、合計点の高いプレーヤーの勝利となります。
尚、得点に大差がついてしまった予防として、最終ラウンドは得点2倍にするというバリアントがあります。これ尾入れて遊ぶのも良いでしょう。
前半は少ない支払いで大きい役を作ることが肝心になってきます。
後半からは点数の支払いに余裕が出来ますので、無理してでも大きい役を全員狙っていくので豪快な大役が連発して楽しい展開になります。
hanabi&ikebanaのカードが出回っていないのですが
最近出たhanabiのカードで代用することができます。
なので、是非ともこのikebanaで是非遊んで見てください。
ラウンドごとの得点の積み重ねが重要になってます。
何故か【hanabi】よりも好みでしょ?と、いわれたんですけど、(まあ、そうなんですが。・・・ただ、hanabiも好きなんですが。
hanabi&ikebanaを知ったのは5年前の2011年になります。このクオリティの高い2つのゲームを初めて遊んだのは衝撃的でした。
特にhanabiの方はゲーム会で持って行って説明しても好評だったので、hanabiの方は集中的に広めていました、それから5年たってhanabiは商品化され
様々なゲーマーの方々に知られるようになり、ドイツゲーム大賞を取るという所まで来たのは本当に大きいと思います。
しかしながら、hanabiのほうはあまり知られていません。面白くないかといえばそうではありません。
めくり運を点数のやりとりでカバー出来たり、ポーカー役と色あわせを組み合わせた得点システムで作られたゲームになっています。
ルールはこちらに掲載されています。
このカードでクオリティの高い2種類のゲームが遊べるのが、hanabi&ikebanaのすごいところなのです。
繊細な阿吽の連携が必要とされるhanabi
豪快なめくりの展開が楽しいikebana
この2種は対局な面白さを誇っています。
hanabiが合わなかった。と話す人が多いですが、こちらのikebanaは初心者でも遊びやすく出来ており、こちらを遊んでみた方が合う方も多いのでは無いのでしょうか。
なお、こちらのサイトにも詳しく載ってます。
参考にしてみてください。