思いは中々伝わらない。
【ノーティス】
最近はゲームマーケットやSNSでの宣伝出来る影響などで、同人アナログゲームの良作が頻繁に出るようになりました。
トランプゲームでも【セブンスペード】【クレッシェンド】、【パスカットラン】など、
いろいろな創作ゲームの傑作が遊ばれるようなり、伝統ゲームに負けないぐらいの勢いが出てきました。
そして今回紹介する【ノーティス】は近年創作されたトリックテイクゲームの傑作です。
一部ではエジプトの伝統ゲームといわれたことはありますが、
ちゃーんと近年制作されたトリックテイキングゲームです。
「通達,通告;予告,警告」という日本語訳ではあるとうり、
カードを手渡すと言うシステムがこのゲームの特徴を表しています。
今までのトリックテイキングにはない独特のルールが面白いゲームではあります
トランプのジョーカーを抜いた52枚と人数分のメモ用紙を用意してください。(3人の時は2〜6を抜きます。)
人数ごとに
3人10枚 6ラウンド
(1、3、5Rは左隣 2、4、6Rは右隣)
4人12枚4ラウンド
(1R左隣 2R右隣 3、4R向かい正面)
5人10枚5ラウンド
(1R左隣 2R左から2番目 3R左から3番目 4R右隣 5R自分自身)
6人8枚6ラウンド
(1R左隣 2R左から2番目 3R左から3番目 4R左から4番目 5R右隣 6R自分自身)
自分自身の場合は手札は渡さず、自分自身の予想を2回行います。2回とも同じでもそれぞれ異なる予想でも構いません
枚数とラウンドが変わります。
残ったカードの内、1枚を表向きにします。
最初に配られた手札は相手に渡してしまいます。自分の物にはなりません。
手札を確認して自分は渡した相手が何トリックとれるか予想します。
その後、指定した相手に渡します。
自分のところにも手札が来るので、今度はその手札で何トリック自分が取れるか予想します。
予想したらトリックを始めます
トリックはマストフォローの切り札あり。
全部トリックが終わったら、手札を渡した相手と自分の勝ったトリック数を確認。
自分の取ったトリック数を1点とし、それぞれの予想がピッタリ合ってたら3点の得点が入りますが、無ければ予想したトリック数との差が失点となります。 これを人数によって何ラウンドか、次は誰に渡すのか決ってますのでこれを行ってきます。
最終ラウンドのよっては自分の予想を2回行うことになります。
ボーナス狙いで2回予想してもいいですし、2つ別のビットにして、外したときの保険としてもありだと思います。
こうして得点の合計を競っていきます
1人のもつ手札が4人だと12枚、5人だと10枚なので、4人では24枚、5人では20枚何がどこにあるのか把握でききます。
半分近くは何処にあるのかが 解ってるということはこれを利用して相手と連携してコントロールも可能なわけでもあります。
逆もしかり。確実にトリックをとれる数であるところを裏をかいてわざと少なく取ったり、多く取ったりして相手を落とす作戦を行うということもできます。
この思惑が絡み合ってしまうのでちゃんとジャストで当てようとしても中々出来なかったりするもどかしさもありますね。
同数ビット当てのゲームとしてはよく出来ています、個人的に好みなゲームです。
細かいルールの説明はこちらに出ていますので興味が出てきたら是非とも調べて遊んでください。
折角公開できる場が出来たので、
今後はノーティス専用のスコアシートを作りたいと思ってるやういちです。
こちらのルールもご参考に。