ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

2016年印象に残ったゲーム選

今年もいよいよ終わりに近づきましたね。

今年からブログを本格始動させ、短い期間ではありましたがその結果色々な人たちに見ていただくことが出来ました。
心よりお礼を申し上げます。

今年はゲームのルール紹介を45個紹介することが出来ました。
 おもにトランプ、ドミノが多いのですが、色々な人に見ていただき
、応援の声をいただいたりする事もあり続けて良かったと思っています。

 あと、今年はトランプ、ドミノゲーム以外のゲームも非常に大豊作でした。
 というわけで今回は何点かのボードゲームにピックアップして、
その中でも個人的に印象的だったゲームの賞を考えてみました。



★スカイアイランド

blog.livedoor.jp

nicobodo.com


ブルームサービスのAndreas Pelikan」とAlexander Pfisterコンビの作品で
2016年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞受賞作になりました。
エキスパート受賞作ですが、決して重くなく、
気軽に遊べて奥の深さも楽しめる作品です
得点条件がプレイごとに変わるため、何度も遊べる楽しさを持っているので、色々なゲーム会に持ち込み、何度も遊びました。

ルールについて不明な点があった場合、こちらを参考にしてます。

スカイアイランドのFAQ - 俺たちボドゲ族

ケルベロス

blog.goo.ne.jp

sgrk.blog53.fc2.com


日本の同人ゲーム鍋野企画が制作されたカードゲーム。
このゲームは構成は1、2、3の数字が20枚ずつ入ってるだけなのですが、
ちゃんとジレンマ要素の強いゲームとして成り立っているところなのです。
このこのアイディアは凄いと素直に思いました。

このゲームについてある人から、バリアントルールを教えて貰いました

・場に1、2、3がそろうと、すべて取り除き
 新たに1枚山札をめくって出します。
・誰かがカードをペアにして場札が0枚になったときも
 新たに1枚山札をめくって出します。

この本来にあるルール2つを除外します
 これにより必ず出さなければいけない時と引き取らないといけない時が発生して、
さらに面白さがガラッと変わります。

 時間調整で是非ともオススメです。
説明書のケロベロスもかわいいですね。


★コンプレット

nicobodo.com

一部でルール違いが発覚し話題となったことも記憶に新しいゲーム。
タイルを大きい順に並べていくだけなのですが、
細かい独特のルールがうまく作用し楽しいゲームになっています。
 タイルを逆さにすることで別の数字としてつなげてしまうアイディアはありそうでありませんでした。



★サークル(ミスティクス)

yau-ichi.hatenablog.com
 
新春に遊んであまりの独特のルールにぶっとんでしまった、ネスターゲーム初のトリテ。
ランクが円環構造になっていたりトリックの勝敗判定も独特だったりと
独創性を走るシステムはとにかく一部の間で話題騒然となりました。
個人的には新作トリテのベスト。



★コードネーム

blog.livedoor.jp

ドイツ年間ゲーム大賞受賞作。
様々な言葉が書いてあるカードからリーダーのヒントを元に当てていきます。
このゲームの面白いところはリーダーのプレイと回答者のプレイは全く違うゲームになるんですよね
リーダーになるとお題の関連を考えていかなければならず、この感覚は以前コミュニケーションゲームの傑作、
「リンク」(日本では「ペアペア連想ゲーム」)の感覚に似ていると思います
僕は回答者になってテキトーな事を言いまくるのが大好きです


ラミネートラミー

yutaka-88.hatenablog.com

ラミネートラミー


ゲームカード「セブン」を使って遊ぶラミーゲーム。
普段では完成に数ターンがかかってしまうような難しい大きな役を、
完成された論文を利用するというシステムによって1ターンで完成させることができるようになっています。
これにより色々な論文が後半になるとスピードが上がっていく独特のテンポを生み出しています。
ラミーゲームでもここまで展開が激しいのは無いと思います。
 論文を作り上げるというバックストーリーのオリジナリティもいいポイントです。



★エスカレーション

jellyjellycafe.com

 クニツィアのゲームの日本語版リメイク。
 リメイク元版はご近所戦争をテーマとしており、
バズーカーを構えてるおばあさんのイラストが最高でこれを越えることが無理かなとは思ったのですが
実際の現物を見てその考えは吹っ飛びました。
ゲームの駒をモチーフにしたデザインもいいのですが、
それ以上にカードの加工の見事さに驚かされました。
おそらく今まであったどのカードゲームよりもすばらしい加工なのではないかと思います。


番外編 (書きたいだけ)

★Line Wobbler

jp.ign.com

www.youtube.com

電源系なんですけど、東京ゲームショーで遊んで印象深かったので紹介します。
LEDチューブを使った1Dゲームというコンセプトで作られたゲームです。
目的は上のゴールまで行くというシンプルなルールなのですが
とにかく見た目のインパクトが強烈10メートルぐらい高さのチューブからの光の演出がとにかくきれい。
インパクト重視だけではなくて、実際に遊ぶとしっかりと遊べるゲームになっていて楽しいです。
 今のゲームはいつでもどこでも変わらないクオリティで遊ぶことができるようになりましたが、
このLine Wobblerは昔のゲームセンターにあるエレメカゲームの同様、
実際に行って遊ぶことが出来ない楽しさがあるゲームだと思います。
このゲームが見つけられただけでも東京ゲームショーに行ってきた価値がありました。

その他にも

2人専用の変態トリテ 泥棒と乞食
3にこだわったアイディア  3マニア
経済ゲームの古典  コンテナ
トランプでは   ドラフトレディー

など、様々なゲームを遊ぶことができました。
今年は今までにないぐらい当たり年で、ゲームのレベルを1段階上げるような作品がいくつも生まれたと思います。
来年もこのレベルと同じぐらいの作品と出会えればうれしいと思ってますね
自分も、来年はこのブログを通じて色々試していこうと思っています。
 よりよい記事を作っていきたいと思いますので、
楽しみにしていてください。
では、よいゲームを!!