ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

OFC(オープンフェイス・チャイニーズ・ポーカー)

中国から生まれた進化型ポーカー
【OFC(オープンフェイス・チャイニーズ・ポーカー)】

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 福岡のアナログゲーム界ではテキサスホールデムが流行っていて、
トランプと聞くとどうやらこれが思いつく方が多いです。
ありがたいことにポーカーハンドは聞いてみると結構知ってらっしゃる方が多く見られます、
結構ポーカーハンドを使用したゲームは受けがいいのではないのでしょうかね?



このゲームは以前にも書いた【十三張】が元になり、
2011年頃開発されたゲームと言われています。
この間、福岡市糟屋郡にて行われてるボドゲラボにて、
この【OFC】を遊んでいるのを見かけ、一緒に遊ばせてもらいました。

kasuyaboardgame.blogspot.jp

なかよし村で遊ばせてもらったことはあるのですが、
この時遊んだルールはなかよしむらで遊んだものと大きく異なっていました、
今回は、ボドゲラボで遊んだルールと、
なかよし村で遊んだルールを一緒に説明したいと思います。
ルールが異なる部分は、
なかよし村バージョンは赤色、
ボドゲラボバージョンは緑色で記載しようと思います。

■人数

4人限定となります。

■用意するもの

ジョーカーを抜いた52枚、
各プレーヤーに同額のチップ

■フロント、ミドル、バック

ここら変の記述は大体【十三張】と同じになります。
【十三張】のおさらいもかねて書きますので、
理解してればとばしてもかまいません。
このゲームでは、配られた13枚のカードを
「フロント、ミドル、バック」3つのカードの組に分けて、

構成としては
フロントは3枚
ミドルは5枚
バックは5枚で構成されます

例えばこんな風な形で分けられます。

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上段からフロント、ミドル、バックとなります

その組で出来たポーカーハンドの強弱を競います。
ポーカーハンドの役と強弱は【ポートランド】と同じですので
参考にしてください。


yau-ichi.hatenablog.com
 
あと、フロントの場合は3枚しかないので4枚以上の役は出来ません。
キッカー、ワンペア、ツーペア、スリーカードまでとなります。

また強さはフロント<=ミドル<=バック
の順に強くしていかなければ行けません

■最初のディール

ディーラーを任意の方法できめます。
ディーラーは各プレイヤーに5枚づつ分けて配ります。
なかよし村ルールでは、まずディーラーの左隣りのプレーヤーから表向きに5枚配られて、
プレーヤーか配置が終えたら、左隣りのプレイヤーに配って配置を行なっていきます。

それに対しボドゲラボでは、各プレーヤーに最初5枚づつ配ります。
ディーラーの左どなりから配られた5枚をフロント、ミドル、バックのどれかに振り分けます。
振り分けたら札を表向きにして左隣りに手番が映ります。
このルールのポイントとして、最初の5枚はどこに置くか読まれないために各プレーヤーに見られないように手に持っていた方がいいでしょう。

どっちのルールも共通なのですがこの時点で置かない場所が出てもかまわないですが各それぞれの場所の最大の枚数
(フロントは3枚、ミドル5枚バック5枚)
を超えて置くことは出来ません。


■以降のプレイ
両方とも時計回りにプレイが移っていきます。
ここからはボドゲラボで遊んだルールと
なかよし村で教えてもらったルールと大きく異なっていきます。

なかよし村では手番にプレーヤーは1枚づつ表向きに配られます。
そのあと、プレイヤーはフロント、ミドル、バックのいずれかのの場所に置きますこの時も最大の枚数を超えて置くことは出来ません。

ボドゲラボで遊んだときは、
まず最初にディーラーは2枚づつ各プレーヤーに配ります。
その後、ディーラーの左隣から時計回りに2枚づつおいていきます。
この時も相手にどこにおくか察せられないためにカードは見せないようにしたほうがいいです。

両方とも全員に13枚づつカードが配り終えるまで行います。

■得点

これも大体シーサンチャンと得点方法は同じ。プレイヤーはほかのプレーヤーと1対1で得点のやりとりを行っていきます。

お互いのプレーヤーはフロント、ミドル、バックの強さを比べて強いほうがチップを1枚渡します。
同じ強さの場合はチップのやりとりはありません。
フロント<=ミドル<=バックの強さで並ばせる事が出来なかったプレーヤーは
「ファウル」となりこの3組が全てキッカーより弱い役となります。
お互いが「ファウル」の場合はチップのやりとりはありません。

ボドゲラボで遊んだ時は、
全部負けてしまったプレーヤーは相手のプレーヤー追加として3チップ、合計して6チップ払います。

■ロイヤリティー

自分のハンドの中に該当する役があれば、
「ロイヤリティー」として各プレイヤーからご祝儀をもらうことが出来ます。
複数当てはまった場合はそれらを合計した点数をもらうことが出来ますが、
ファウルしてしまった場合はもらうことはできません。

なお、両方のプレイヤーにロイヤリティーがあれば、
お互いに差し引きした点数でやりとりを行います。

以下がロイヤリティーが出きる役とご祝儀となります

ハンド ご祝儀のチップ数
6のワンペア
7のワンペア
8のワンペア
9のワンペア
10のワンペア
Jのワンペア
Qのワンペア
Kのワンペア
Aのワンペア
2のスリーカード 10
3のスリーカード 11
4のスリーカード 12
5のスリーカード 13
6のスリーカード 14
7のスリーカード 15
8のスリーカード 16
9のスリーカード 17
10のスリーカード 18
Jのスリーカード 19
Qのスリーカード 20
Kのスリーカード 21
Aのスリーカード 22

ミドル

ハンド ご祝儀のチップ数
スリーカード
ストレート
フラッシュ
フルハウス 12
フォーカード 20
ストレートフラッシュ 30
ロイヤルストレートフラッシュ 50

バック

ハンド ご祝儀のチップ数
ストレート
フラッシュ
フルハウス
フォーカード 10
ストレートフラッシュ 15
ロイヤルストレートフラッシュ 25

ファンタジーランド
 プレイ終了時に、フ
ロントの役がQのワンペアかそれ以上の場合、
ファンタジーランド
という一種のボーナスステージが発生します。
ファンタジーランド状態のプレイヤーは、
ディールの時にほかのプレーヤーより先にに13枚配られて、
自由にフロント、ミドル、バックに裏向きに配置します。
その後にほかのプレイヤーがプレイを行い、
全員終了したらファンタジーランド状態のプレーヤーが表向きにしてハンドを公開します。
点数計算、ロイヤリティーは全員通常道理に行います。

ファンタジーランド状態の時できた役が
フロントがスリーカード、ミドルがフルハウスかそれ以上だった場合はファンタジーランドは継続状態となります、
それ以外は通常状態に戻ります。

以降をディーラーと時計回りに移して行います。
ただし、ファンタジーランド状態のプレーヤーがいた場合、
今回行ったディーラーが継続をします。

個人的におすすめとしてはボドゲラボバージョンのほうが良いと思ってます。
1枚づつだとかなり苦しいプレイになるのですが
2枚配ることによりある程度余裕が出来てプレイ感がある程度マイルドになるのでこの方が万人にオススメだと思います。
 ゲーマー同士だったらなかよし村バージョンがいいと思いますが、
初心者と遊ぶ場合は、ボドゲラボバージョンがいいのではないかと思います。

このゲームは役が多くて複雑なところがあるので、
このような表を作って見ました。
是非とも活用して見てください。


OFC役表.pdf - Google ドライブ