スナッチを使いこなせ、生まれ変わった狐の決闘
【アブルクセン・デュエル】
私は基本大貧民系統は余り得意ではないです、
なので大貧民の系統は中々ブログにあげなかったりします。
ただし今回紹介する【アブルクセン】も大富豪系統なのですが、
独特なプレイ感が楽しく非常に楽しく遊べました。
なんとか遊べないかと思いネットで探してたら、
この2人用のバリアントルール【アブルクセン・デュエル】を見つけることができました。
鋭く悩ましい面白さがあるルールなので、
で今回はこの【アブルクセン・デュエル】を紹介します。
サイトを見かけると通常のルールとデュエルのルールを分けて書いていることは多いのですが、
今回はデュエルのルールと本来のルールをプレイの流れに沿って織り交ぜて書いてみようと思います。
▪️人数
2人限定
▪️用意する物
アブルクセン1デッキ
■ランクの強さとカード説明
カードは1〜13とXで構成されています。
1〜13は数字の大きいカードが強いです。
Xは他の数字として組み合わせてジョーカーの扱いとして使用するか、単独で使用して13より強い数字として扱います。
■セットアップ
各プレーヤーは手札として2枚のX(ジョーカー)とその他の手札11枚合計13枚配ります。
山札の上から6枚を場の中央に表向きに並べてそれ以外の山札は裏向きに積んでおきます
■NPCの存在
このゲームでは3人目の存在としてNPCが存在します。
NPCは13枚札を配ったら1〜12までは表向きにして同じ数字のカードはまとめて配置します。数字の1まとめはセットと呼びます。
13、Xのカードは場札の6枚のカードで最も小さい数値のカードから順に1枚づつ付けていきます。この一組を「ペア」と呼びます。
この後、NPCの札が13枚に達しない場合は山札からカードをめくりNPCの札が13枚になるように補充していきます。
のときX、13が出たらペアになってない最小の場札に付けてペアとしていきます。
場札が全てペアになっていた場合、NPC補充時に13、Xが出た場合は、そのカードはゲームから取り除かれます。
■カードプレイ
プレイヤーは自分のカードを手前に表向きに置きます。
置き方は
1種類の数字しか出せない。
1種類の数字なら何枚も出すことが出きる。
それ以前に出したカードが残っていたら、出した順番が解るようにずらして出していきます。
■スナッチの判定アクション
プレイヤーはプレイを終えたらこのゲームの最も重要かつ複雑な「スナッチ」の判定を行います。
まず最初にNPCに対してのスナッチ判定を行います。
自分の出したカードのセットに対して
枚数が同じ
数字が小さい
の条件か合致したカードのセットがあった場合、必ず手札に加えてください。
同じ条件のセットが数組あった場合、
どちらか一組をとります。この時は前述した補充のルールに従います。
その後、NPCの札が13枚になるように補充していきます。
例:プレイヤーは12を2枚プレイしたら、
NPCには9が2枚、3が2枚のありました。
プレイヤーは3の2枚を取りました、
NPC補充のため、山札から2枚めくり、2とXが出ました。
2はNPCの札に入れますが、Xは場札のペアでない1番小さいカードに付けます。
再び山札めくり5がでたので、NPCの札に入れます。
NPCのスナッチ判定終了後、今度はプレイヤー間のスナッチの判定に入ります。
この場合は相手の札の一番上のセットを見て
枚数が同じ
数字が小さい
の条件が合致した場合スナッチ成功となります。
自プレイヤーが相手のスナッチしたセットをとって、相手が取られたセットの枚数分だけ山札か場札から補充をするか
またはスナッチしたセットを取らないか決めます。
取らなかった場合は、
相手はスナッチされたセットを取るかもしくはスナッチされたセットを捨てて、
同じ枚数分手札を山札か場札から補充するか決めます。
長々と書いてしまいましたが、
要はスナッチされたカードをスナッチしたプレーヤーが手札に入れるか、
スナッチされたプレーヤーが手札に入れるか
それとも破棄になるかが最終的な処理になるのです
■補充の注意点
プレイヤーは1枚づつ、山札から引くか、場札から引くか決めなければいけません。
この時場札のペアは1枚としてカウントします。
■以降の手番
次の手番は相手プレーヤーに移ります。
NPCはプレイしません。
これを繰り返しどちらかのプレーヤーの手札が無くなったらゲームは終了です。
山札と場札が全て無くなった場合もゲーム終了となります。
両プレーヤーは
場にでているカードを+1点
手札1枚をー1点
として計算して点数の多い方が勝利となります。
「スナッチ」説明のためどうしても文章の量が多くなってしましますが、
実際に遊んでみると難しいわけではありません。
2人バリアントはよくあるNPCキャラが出てくるのですが、NPCのカードを必ず取らなければいけないというのがよくできてます。
プレイヤーのカードを揃えてくれるアシストもしてくれれば、余計な物を取っていってしまうお邪魔的な役割もしたりもします。
細部がよく練られた良バリアントなので是非とも2人の時は遊んで見てください。
なおこのルールはネットゲームのBSWでも遊ぶことができます。
追記
大手ボードゲームサイト、
Table Games in the Worldさんでツイートさせていただいたみたいで、
ツイートしていただきありがとうございます。
2人用ルールを訳出 / “アブルクセン・デュエル - ゲームばっかりやってないで” https://t.co/Lm7fA1VzOM
— TableGamesintheWorld (@hourei) 2017年7月24日
しかしながら、このゲームは自分が訳したわけではありません、
元々国分寺ゲーム会のチキさんに教えてもらってから興味を持ち、
元々から紹介されたサイトを調べて自分なりにまとめて記述したものになってます。
参考にさせていただいたお礼も兼ねて、
以下に参考にしたサイトを記述させていただきます。
動画もあるみたいです。
追記
メビウスおやじのブログにも掲載していたみたいですので
リンクをしておきます。