ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

ミスマッチ

合わすの禁止!!
【ミスマッチ】

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※今回はフロンティア薬院店さんのテーブルをお借りして撮影させていただきました

こないだ城南市で行なっているゲーム会
宇佐ロップイヤーズで初めて【ポテトマン】を遊ぶことができました。

www.tk-game-diary.net



この【ポテトマン】ですが、
マストノットフォローのルールということで、
どんなもんだろうと気になってはいたんですよね。
結果として評判はいいのもわかるし楽しむことができました。
このゲームはマストノットフォローが出来なくなる時点で終了となるので、
気がついたら突然終わってしまうのが面白いです。
【ドルイド】【voodooprince】とにてるところがあり、このように突然終了してしまう系統で自分の好みであります。

とここからが本題

【ポテトマン】作者であるGünter Burkhardtですが
トリテに関して言うと、個々のサイトでもお馴染み
David Parlettの創作ゲームをオマージュしている傾向が強いのでは無いかと思っています。
Günter Burkhardtの作のトリックテイク、【トランプトリックゲーム!】
3トリックしか取ることができない、
とったトリックのカードが自分の次のラウンドの手札のなる
この辺りは【タントニー】のルールに似ているところがあります。

yau-ichi.hatenablog.com

で、【ポテトマン】のオマージュしているゲームは
今回紹介する【ミスマッチ】ではないかと思っています。
【ミスマッチ】は正しくはメイフォローなのですが、
ルールに仕掛けがしてありマストノットフォローの形になるようになります。

■人数

4人。
2人3人でも遊べるルールがありますが、
ここではは4人ルールを紹介します。



■用意するもの

ジョーカーを除いた52枚のトランプを使います。

■ディール

任意の方法でディーラーを決めます。
以降はディーラーは時計回りに移ります。

ディーラーは時計回りにカードを配りますが、
3枚ー3枚ー3枚ー3枚ー1枚
つづまとめて配ります。
全員各13枚づつ配られると思います。

■ランク

強い順に

A、K、Q、J、10、9…2
となります。

■プレイ

左隣からリードをおこないます
このゲームはフォローの義務はありません
つまりメイフォローになります。

全員出し終えたときに次のような組み合わせがあった場合、
その組み合わせの最後に出したプレーヤーがトリックをとることになります。
この組み合わせをマッチと呼びます、
マッチは以下の3種類になります

①2枚以上の同スートのくみあわせ

②2枚以上の同じランクの組み合わせ

③3枚以上の数字が連続で続いている組み合わせ
スートは異なっても成立します。

※3-4-5のように続いていると成立。
Aのばあいは1、14どっちにもなるので
Aー2-3、QーKーAの両方とも成立します。
ただしKーAー2は成立しません

上記のマッチがない場合、ランク勝負となります。

■得点

このゲームですが、
ブラックレディ同様に点数を多くとってはいけないゲームです。
ゲームファームではここの記載がわかりづらく間違えることが多いので、
ここではマイナス点にして説明しましょう。

まず、各マッチごとに得点があります。

2枚の①のマッチ…-10点

2枚の②のマッチ…-20点

3枚の①②③のマッチ…-30点

4枚の①②③のマッチ…-40点
トリックをとったプレーヤーはこのマッチを含む得点の合計を計算します。
2組のマッチが成立した場合も、その2組分の得点をてにいれます。

この得点の方法ですが、スコアシートにとるのは大変なので、
取ったトリックのカードから-10点につき1枚のカードを裏向きにして
自分のところに置きます。
残りは捨て札にします。
もし-50点以上取った場合、
捨て場から点数分になるようにカードを取ります。

マッチがない場合は、1番弱いカードをトリックを取ったプレーヤーが持って行き、表向きにして
その数字分がマイナス点がになります。
たとえば 出したカードが Aー9ー4ー6の場合(スートは異なるものとして)
Aを出したプレーヤーがトリックを獲得して、4のカードを取り、-4点となります。
(絵札が得点になることは無いとかかれていました
確かにすべて絵札が出る場合はAーKーQーJなので③のマッチ成立になるからです)

全てのトリックが終了したら、自分の持っている得点カードを計算して
ラウンドの得点を計算します。

以降を8ラウンド行い得点を競います。

一回のみだったのですが、非常に緊迫感があり楽しかったです。
David Parlettがもう、そんな事考えてんだぞ!
と言って見たかった記事でありました。
あ、もう1度言いますが勝たない方がいいゲームですからね、
その時遊んだ1回は途中まで逆でやっていたので。