余計な御世話の人生相談
【Agony Aunt】(アゴニーアント)
1回しか遊んだことないんですが、また遊んでみたいゲームの1つです。
ゲーム大賞の第一回受賞作【ウサギとハリネズミ】に作者でもあり、
トランプゲーム研究家のDavid Parlettの創作したトランプゲームです。
Agony Auntという意味ですが、日本語に訳すと(人生相談の解答員、
風邪引いてるので勢いに任せて悪意のある役にしますと人生の相談するおせっかいBBAおばさんということです。
遊ぶには、トランプにジョーカーに追加の53枚使用します。
あと、チップを4色各色17枚づつ持ちます。
このゲームでは専用のボードを持ちます
簡単に作ってみました。
印刷して使ってみてください。
ディーラーは各プレイヤーに13枚づつ配り、残りの1枚は表向きにします。
これをダンプカードと呼びます。
ディーラーの左隣から時計回りのマストフォロー、ノートランプのトリックテイクを行います。
それぞれのマスは条件に達したプレイヤーが出たら。
プレイヤーはは即座にそのマスにチップを置かなければいけません
◼︎マスの条件
・中央マス
中央マスは人生相談のBBAおばさんがいます。
ダンプカードのスートのQをトリックで取ったプレイヤーはこのマスにチップを置かなければいけません。
縦横のマスはスートの書かれてるマスのスートのQをトリックで取ったプレイヤーがチップを置きます。
なのでダンプカードのスートのQを取ったプレイヤーは2箇所のマスに置かなければいけなくなります。
・左上のマス
ジョーカーをトリックで取ったプレイヤーがこのマスにチップを置きます。
ジョーカーはダンプカードの代わりのカードになります。
ジョーカーは人生相談のJJIおじさんということらしいです。
・右上のマス
最後のトリックを取ったプレイヤーがチップを置きます。
・左下のマス
最多のトリックを取ったプレイヤーがチップを置きます。
・右下のマス
ダンプカードと同じランクと同じトリック目を取ったプレイヤーがチップを置きます。
例えばダンプカードの数字が8の場合は8
8トリック目を取ったプレイヤーがチップを置きます。
Aの場合は最初のトリック、Kの場合は最後のトリックとなります。
また、この盤は3×3になっており、
自分の色のチップが縦横斜めに揃うとビンゴ賞としてもう1チップ払わなければいけません。
余計なことしかしねえなこのBBA。
本当に嬉しくないビンゴ賞です
チップは一方的に減るだけではありません。
トリックを全部取る、または逆に全部取らないとチップが全部戻ってくるボーナスがあります。
トリックはとってもチップを払わなければ
払ったチップの半分(端数切り捨て)がキックバックします。
この様な感じでトリックを終えてチップの払いが終わったらチップを傍に置いて次のラウンドを行います。
こうして続けて誰かのチップが無くなったら終了です。
この時点で一番チップが残ってるプレイヤーの勝利となります。
人生相談するとマイナスになるというこのゲームを見るに、
パーラットの個人的な毒が垣間見れるゲームですね。
手札の悪い良いが分かれてしまいますが、上手くすれば挽回ができる自由度も合わせ持ってますね。
パーラットは【ダックスープ】、【99】【ミスマッチ】などの傑作があるので、後々にそれらも紹介しようと思います。
トゲのある文になってますが、食中毒にかかってる時に書いた文章だもんでこうなりました。
ここも参考にどうぞ。
追加:このアゴニーアントのゲームシートですが
別府さいさんが独自に作ってくれました。
あのBBA人生相談のおばさんが魔女っ子になってますね。
最近このシートを良く使ってますが
このハローウィンモチーフを利用して、チップを自分の魂の数として
そのキャラに相談すると魂が持っていかれると話しています。