お好きに遊ばせ。
【バラエティー】
【バラエティー】はRobert Abbott氏創作のトランプゲームです。
4人で遊ぶゲームでラウンドごとにペアを決めるいくかなり感覚の掴みづらい不思議な感覚があります。
ただ本質を理解すると面白い駆け引きが出来るゲームでもあります。
変わり種のペア戦を遊びたいときにはおすすめかなと思います。
このゲームは個人戦ですが、
さっきも書きましがゲーム中は2対2でチームを決めて競っていきます
■用意
トランプ52枚、あとビット記録用の紙を用意してください。
後で紹介するビットシートとチップで代用が出来ます。
2対2のチーム戦ですが、とのゲームではパートナーは固定ではなく、
ラウンド毎のビットの途中で決まります。
■8種類のルール
基本はマストフォローのトリックテイクですが、最初にルールをビットします
ビットするルールはそれぞれ得点方法と切り札がことなっています。
1:ハイカード
切り札なし。
1つのスートのカードを最も多く取ったチームに12点。
同点の場合は得点は入りません。
これは各チームが スート毎に分けて一番枚数の多いスートの枚数を比べるものです。
解りづらいところがあるので例を出して説明しましょう。
A、Bチームがいたとして、トリックを取り合えてAチームがハート6枚、スペード12枚、クラブ8枚、ダイヤ0枚取ったとしましょう。
そうなるとスートで一番多い枚数はクラブの12枚。対してBチームはAチームの内容を見てダイヤが13枚。
A:スペード12枚ーB:ダイヤ13枚
Bのスートが多いために12点入ると言うことになります。
1枚でも撮り損ねてしまうスートがあるとそれだけで負けてしまうので、全てを取りに行くつもりでまんべんなく取れるかがポイントです。
2:クラブ
切り札はクラブ
単純に1トリック+2点。
3:ハート・スペード
切り札はハート、
スペード1枚取る毎に+2点
4:ダイヤ・ハート
ダイヤが切り札
赤いスート(ハート、ダイヤ)1枚+1点
黒いスート(クラブ、スペード)1枚-1点
5:スペード・クラブ
スペードが切り札
黒いスートの10、Jが各+5点
赤いスートの10、Jが各-5点
6:クラブ・ローカード
クラブが切り札
、このゲームだけランクが
2、3、4、5、6、7、8、9、10、J、Q、K、A
と本来とは逆転するので注意してください。
赤いスートが1枚1点。
7:ハート、ダイヤ・ローカード
スペードが切り札
クラブが1枚-2点。
8:ローカード
切り札なし。
1トリック毎に-2点。
■プレイ
ビットはディーラーの左隣からはじめます。
プレイヤーは8種類のゲームの中から自分がしたいゲームを1つ宣言する。
この時にビットをパスすることは出来無い。必ずビットは宣言しなければいけません。
次のプレイヤーも同じようにゲームを1つ宣言。これを繰り返していきます。
そのうち宣言がぶつかるプレイヤー2人が表れる。その2人が攻撃チームとなり、
残りの二人が防御チームとなってビットしたゲームを行います。
ビットが一巡で決まらない場合は続けてビットを行います、
ただし、プレイヤーは前にビットしたゲームは選択はできません。
こうして続けると3巡目の1番目のプレイヤーは必ずゲームを決めなけれいけなくなります。
攻撃側の最初にビットしたプレイヤーの左隣からリードを始めて以降はビットしたゲームに従ってトリックを行います。
■得点
トリック終了後、得点計算を行います。
この時に防御チームが攻撃チームが多く取っていたら、防御チームはボーナスとして10点追加で入ります。
これを8ディール繰り返し得点を個人ごとに競います。
ビットのゲームの宣言ですが、ルール内容が多岐に渡るのでどれを取ればいいのかわからなくなります。
この場合はゲームの名称に注目し、名称に該当するカードを多く持っていたらそれを選択するようにしましょう。
2はクラブが切り札なので「クラブ」の名前通りクラブが多く持ってれば有利です。
一見カオスな印象の6ですが名前の通り「クラブ・ローカード」つまり各スートの低いランクとクラブを持っていれば有利なのです。
これを利用すれば相手が何を多く持ってるかわかるので、パートナーにして有利になるのか不利になるのかがわかります。
今回、新しい試みとしてビットがわかりやすくなるようにこんなものを作ってみました。
バラエティー:シート(明治).pdf - Google ドライブ
このビットシートと、4色の色違いチップを4枚づつ用意します、
選択したゲームにチップを置いていき同じ場所にチップを置いたらゲームを始めるという寸法です。
チップを多めに用意すればチップをプレイヤーマーカーとしても使用でき、誰がペアなのか一目瞭然となります。
是非試してみてください。