ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

ミゼリアン

主催は2度受け持つ??
【ミゼリアン】


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今回より【ミゼリアン】、【トリベーロ】【ミゼルカ】と紹介しようと思います
個人的にはミゼルカシリーズと呼んでます。
3月ごろ行われたTrick Taking Party vol.9でこのゲームが遊ばれていて、
大盛りだったので非常に興味を持ちました。
 ルールを聞いてみたとこ「ミゼリア」というゲームで
ミゼルカ、トリベーロに比べて非常に遊びやすく出来てる内容になっていました、
とのゲームはどこのゲームか、と聞いたんですが
「知らない」
と言われてしまいました。。。。

後日、ゲームのブログネタを探しに仲良し村で教えてもらったルールを調べていたら、
…あったよ、ミゼリア
イタリアのゲームという事がわかりました。
 たしか、遊んだ人からそんなに特徴のないゲームだったと聞いたのでノーマークしてたゲームでした。
本来は4人限定でイタリアンパック(トランプから各スートから8〜10を抜いた物)で遊ぶのですが、
多人数でも遊びやすく改良されていたみたいです。
 今回は改良された物を説明したいと思います。

■人数

3〜7人
4、5人が最適と言われています。

■トランプ

1組52枚を使用しますが、3人の場合は2〜5を抜いた36枚、を使います。

■ディール
ディーラーは右隣から時計回りに配ります、全員が均等になるように配ります、
具体的に言うと3人は12枚、4人は12枚、5人は10枚6人は8枚、7人は7枚になります。
5人以上の場合はあまりのカードがでますが、それらは伏せて脇に置きます。

■プレイ

ディーラーからリードを行います、基本はマストフォローです。

■ラウンド、ゲーム、得点

このゲームではディーラーはラウンドを二回担当します。そしてラウンドごとに違うゲームを行います。

1つはノートランプのゲームを行い、
1トリック:−1点
のゲームを行います。
トリックを取らないのが目的になるわけです。
これは「マイナス」と言います

もう1つはディーラーはディールを終えたら。
プレイの前に切り札スートを決めます。
ノートランプ宣言もできます。
このゲームでは
1トリック:+1点
になります。
これは「プラス」といいます。


前半ラウンドではディーラーは手札を見て、
「プラス」か「マイナス」かどちらのゲームを行うか選択し、そのゲームを行います。
後半ラウンドは前半で選択しなかったゲームを行います。
このようにして全員がディーラーを行うまで続けるのです。
つまりゲームは
参加人数×2
ラウンド行います。

これだけでコアなトリテ好きにしては物足りないのか思ってしまいます。
 でも個人的には初心者の人と一緒に遊んでみたいなと思いました。
切り札ありのルールで優しいのはなかなか無いので、
切り札のルールを教えるのにはうってつけのゲームなのではないかと思ってますが、どうでしょうかね?
ルールも簡単なので、トリテ初めて遊んで他にどんな物があるのか興味をもたれたとき
「じゃあ、こう言うのはどう?」
と出してみるのがいいかもしれません。