悩ましい選択肢
【ミゼルカ】
このシリーズのおしまいを飾る【ミゼルカ】の紹介しましょう。
【ミゼルカ】のポイントとしては選択したゲームと手札の相性がかみ合うように選択していき、
それが合わない状況の時にどのように失点を回避していくのがポイントとなるでしょう。
手札の状況によってゲームを選択していく「ミゼリアン」と
手札交換によるギャンブル性と、不利なゲームになったときに被害をどうやって押さえていくかが考えどころになる「トリベーロ」
この両方を足してさらに難易度を多少上げたのが「ミゼルカ」といえます。
自分の現在のポジションに寄っても有利不利が発生するので不利なときはどれだけ押さえて、
有利なときはどれだけ得点を得ることが出来るかが重要です。
初心者向けのトリックテイクをやり終えて次は何がいいか探しいる方にはおすすめかと思います。
○人数
3人限定となります。
○用意
ジョーカーを除く52枚使用します
あと、スコアシートを用意するのがいいでしょう。
○ランク
強い順に
AKQJ1098……2
と、なってます。
○ディール
ディーラーは各プレーヤ、山札に6枚づつ配ります。
その後、ディーラーは以下の6種類のゲームのうち一つを宣言します。
○ゲームの決定
ゲームの種類は以下のとおりです。
・スペードを切り札(スペード)
・ハートを切り札(ハート)
・ダイヤを切り札(ダイヤ)
・クラブを切り札(クラブ)
・切り札なし(ノートランプ)
・ノートランプ 切り札なしでトリックを取らないようにする(ミゼルカ)
ゲームを決めたら各人と山札に残りのカードを配り各13枚づつになるようにします。
○山札との交換
ディーラーは自分の手札から裏向きに好きな枚数捨てて山札から捨てた枚数分だけ取ることが出来ます。
ディーラーが交換したら時計回りに交換を行います。
ただし交換できる枚数は山札に残ってる枚数のみとなります。山札が無くなってしまったら交換は出来ません。
捨てられたカードは表にせずに脇にのけておきます。
○プレイ
ディーラーからリードを行ってマストフォローのトリックテイクを行います、切り札は宣言の時指定したゲームのスートになります。
○得点
ゲームの得点はゲームの内容やポジションによって変わります。
まず大まかにミゼルカかそうでないかゲームの内容によって2種類に分かれ、それぞれのポジション3カ所によって点数が異なります。
ミゼルカ以外の場合
ポジション | 得点 |
ディーラー(1トリック目で最初に出す人) | 獲得トリック数ー6 |
ディーラーの左隣(1トリック目で2番目に出す人) | 獲得トリック数ー4 |
ディーラーのの右隣(1トリック目で3番目で出す人) | 獲得トリック数 |
ミゼルカの場合
ポジション | 得点 |
ディーラー(1トリック目で最初に出す人) | 1ー獲得トリック数 |
ディーラーの左隣(1トリック目で2番目に出す人) | 5ー獲得トリック数 |
ディーラーのの右隣(1トリック目で3番目で出す人) | 7ー獲得トリック数 |
この計算法はスコアシートの下ハジにメモしておいた方が良いでしょう
○以降のディール
得点計算した後、ディーラーを時計回りに移して以下のラウンドを行います。
ディーラーは一周したら、ディーラーは前回選択したゲーム以外のゲームを選ばなければいけません。
こうして、全員がすべてのゲームを選び終えたらゲーム終了となります。
3人×6ゲームで18ラウンド行うのです。
かなり時間がかかってしまうのがネックでしょうね。
ここにもミゼルカの紹介があるので参考までに。
専用のスコアシートもあるみたいです。