ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

光より遅く

漂った最後の言葉 は。。。
【光より遅く】

f:id:yau_ichi:20150517022549j:plain


福岡で知り合ったゲーマーたちの中には
TRPG出身者の方々がいて、
福岡では結構TRPG関連も盛り上がりを見せています。
全くTRPGは遊んだことがないジャンルではあるので興味は持っています。
今は余裕がないんですがいつかはしたいなと思ってますがね…



TRPGといえば自分の中にちょっとこんな引き出しが。

TRPGやLARP(ライブアクションロールプレイ)、
コレらはストーリーテリングゲームのジャンルに当てはまりますが、
関連してロールプレイングポエム(RPP)というものがあります。
色々語り出すと複雑になりそうですが
非常に短い状況で限定された
ミニマムに楽しむTRPGと言った内容と言ってもいいんでしょうかね。
詳しいことはここに書いてます。


gamepoem.blogspot.jp

かなり前にこのRPPを楽しむ会に参加したことがあり
この中で面白かったものを紹介しようかと思い、
特にジャンルの中で人気のある【光より遅く】を紹介します。

今まで紹介されたゲームと比べて競技性がなく
あまりにも異様に感じるかもしれません。
しかし、非常に魅力を感じることは確かですし、
このゲームポエムがゲームとして認知されているのは確かな話です。


ゲームの世界にはこのような形のものもあるんだよ。
ゲームとは一体何だろうかという自信の問いかけも含めて紹介してみたいと思います
自分がいままで紹介してきたものではないので
説明の方法的に不快に感じられる方も感じられるかもしれません
ご了承ください。

で、

あくまでここでは
このサイトのルールシートを参考にしてルールを纏め、
自解釈で紹介をかいてるだけに過ぎません。
正式なルールをプリントアウトしてゲーム中はこれを見ながら進行し、
出来れば他のサイトでの紹介記事も参考にしてから遊ぶことをおすすめします


gamepoem.blogspot.jp


■人数
3~5人を推奨しています。
(恐らくもっと多い人数でも可能だとおもいます。)

■用意するもの

メッセージカード(名刺大のもの)
メモ用紙(通信記録用として使用)
筆記用具
タイマー(スマホに内蔵されてるものでOK)

■世界観

各プレーヤーはどの様な旅をしているのかを各自で相談をして決めます

例えば、ロケットに乗って宇宙の果てにむかっているのか
キャラバンに乗って未知の国へ探検

設定としてはお互いに向かう方向はバラバラ。
簡素な文字通信のみが連絡を取れる手段とされています。

■進行

通信記録用の紙に他のプレーヤーの名前を記載し、
一人一人のスペースを線で区切ります。

各自メッセージを送る相手を一人選び、
通信記録の名前の側に#(チェックでも良い)をつけてメッセージカードをもらいます。
そのメッセージカードに1,2行ほどのメッセージを綴ります。
時間は30秒ほどで書くこと。
書き終えたら紙を半分に折って。
「(自分の名前)から(相手の名前)へ」と記します
折った紙は書き終わったことがわかるように三角に立てておくのが良いとされています。

全員がかきおわるか1分が経過したら、
指定した相手に紙を渡します。
各プレーヤーは受け取った紙を読み大切に取っておきます。
全員が読み終わったら次の通信をかきます。


■通信の遅れ
初めて通信をする方は通信記録の名前の側に#をつけて直接渡すことが出来ますが、
すでに通信記録に#がついてる場合(通信をしていた場合)
通信の遅れが発生します。
メッセージを書き二つに折って書くのですが
相手の宛先にそのときに通信記録のすでに付けられている#の数だけチェックボックスを入れます

A→Bに渡すとき
通信記録が
B##
と書いてあったばあい
宛先に
「AからB□□へ」
と書きます、

そのあと、新しく#を付けます

そして宛先のプレーヤー以外のプレーヤーに渡します。

例の場合はA、B以外にCがいたら、Cに渡すことになります。

■受け取った通信の処理

ゲームが進むと多くの通信記録がプレーヤーの前にとどまっていきます
(正しくはたくさんの紙が多く来るのですが)
チェック欄があったらチェックを付けて
どのような紙によってかで
相手に渡すときの処理が変わります。

チェックボックスのない紙

これは初めての相手に送る通信記録です
宛先当ての相手に送ってください

・チェックを付けてもチェック欄が埋まってない紙

時間がかかっている通信記録です。
指定先のプレーヤー以外に渡します。

・チャック欄を付けてチェック欄が埋めた紙

・自分が宛先のもの

中のメッセージを開けて読みましょう

宛先の相手に送ってください

※原本ルールでは送られたメッセージは全て見ると書いてますが、
一部のサイトでは宛先当てに来たもの以外は「見ないで渡す」となってました。
自分がしたときはどちらか忘れてしまった(汗
のですが、どちらにするか相談した方がいいかもしれません。
個人的には見ない方がいいのかな?

■以降の流れ

このようにメッセージを書く、渡す、読む、を12回繰り返します
ゲームの最後では恐らく宛先のところに届かないものもあると
おもいます
それはどうするのか?
最後に書きます。

基本的には全員にこのゲームの内容を認識してもらうことが
このゲームの大きいポイントになると思います。
ときに設定は重要、設定はしっかりした方がいいかもしれません
このような設定上おちゃらけワードの大喜利大会のほうが遊びやすいのですが、
シリアスに遊んだ方がこのゲームとしては印象的なものになるのではと思います
システムは単純なのであくまで相手の想像力が大きく要求されるゲームだと思います。
ストーリーゲーム、TRPGとかの好きな人たちにいいかもしれませんね。
ここにもっと深く遊ぶためのアドバイスも書かれているので、
ここも参考にしてください


togetter.com

■そして…


最後のメッセージカードがとどいたら、
 宛先に届かなかったものも含めて
内容を見ないで1つに纏めて封筒に入れてください。

これを家に持ち帰りーーーーーーーーー

一人になったとき読みましょう。