ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

ルーマニアン・ホイスト

マストラフの妙技

ルーマニアン・ホイスト】

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【ロタロット】で「マストラフ」の説明をしたので
忘れ去られないうちにこのゲームの説明をしましょう。
ホイストと銘打ってありますが、
名前にはホイストと銘打ってはありますが、
プレイは【オーヘル】に近いルール
しかも「マストラフ」があります。

まー、本当当てられないのよこのゲーム。




■人数
3人〜6人



■デッキ

普通のジョーカーを抜いたトランプから、
人数にあわせて以下のように枚数を合わせます。

3人…各スートの2〜8までを抜いた24枚
4人…各スートの2〜6まで抜いた32枚
5人…各スートの2〜4まで抜いた40枚
6人…各スートの2を抜いた48枚

■ランク

各数字の強さは以下のとうりになります。

A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3

■ディールの方法

最初はディーラーは任意の方法で決めます

 このゲームはオーヘルと同じようにラウンドが変わる毎に枚数が変化していきます。
最初はプレイヤーの同数ラウンドまでは1枚で配ります。
その後はディール毎に配る枚数が1まい増えて、8枚づつ配ることになったら、人数と同じラウンドだけ続け、今度は1枚づつ減っていきます、最後は1枚づつを人数と同じラウンド行います。

なので5人だとしたら

1、1、1、1、1、2、3、4、5、6、7、8、8、8、8、8、7、6、5、4、3、2、1、1、1、1、1

の枚数で27ラウンド行うことになります。
長いな!

ディーラーはカードを配った後に、配りのこりのカードの山から一番上のカードを表にします。これは切り札となります。
8枚づつ配ったときは配りきりになるので、切り札はありません。

■ビット
ディーラーの左隣から自分の取る予定のトリック数をビットしていきます。
ただし最後のプレイヤー、ディーラーなんですが、
ディーラーは全員のトリック数の合計と全トリック数と同じになるようにビットする事は出来ません。
誰かが絶対に失敗しなければ行けないようなルールになっているのです。

■プレイ

左隣から最初のリードを行います、以降はトリックテイクを行うのですが、
今回は切り札あり、マストフォロー、マストラフのルールになります。
つまり、どういう事かといいますと。

リードされたスートがあれば、そのスートのカードをを出します。
これはマストフォローです。
今度はリードされたスートがない場合で切り札がある場合、切り札を出さなければいけません。
これがマストラフになります。

リードされたスート、切り札がない場合、初めて何を出してもかまいません。
後は普通のトリックテイクと同様になります、トリックの勝者が次のトリックのリードを行います。

■得点

全トリックを終了したら、
各プレイヤーは自分の取ったトリック数とビット数が合っているかどうか確認します。
ビットと同じだった場合、トリック数に5を足した数が得点になります。
ビット数と異なる場合は、ビット数とトリック数の差分の失点となります。

以降を時計回りにディーラーを回して、
次のラウンドを行い最終ラウンドまで終えた時点で点数の多いプレイヤーが勝者となります。

このマストラフで勝ちたく無いとことろで勝ってしまったり
負かされてしまったりと悶絶することが多いです。
基本的に切り札の強いもの以外は降りればいいんですがそうはいかなかったりします。
ラウンド数が多く時間がかかるのが難点ですが、
かなり癖のある感覚のビットプレイが楽しめますので
オススメですよ
あともう1つマストラフのゲーム【ブーレイ】また後で説明しますね。