ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

打天九(後編)

<<<<<前回はルール編

【打天九】もいよいよ最後、
今回は開牌法の説明です。



実は天九牌を使うゲームではいかさま防止のため
親の対面が開牌法を指示して行うというやり方が一般的です。
個人的にこの開牌の時はインスタばえすると思います
調べてみた限り、13種類あったので紹介しようと思います。
麻雀とは違う独特の牌の配り方があります

f:id:yau_ichi:20180520000648j:plain

初期状態は4枚づつ積み上げた束を横1列に並べます


右(ヨウ)/左(ズオ)

f:id:yau_ichi:20180520000709j:plainf:id:yau_ichi:20180520000739j:plain

右端か左端の4段束の2束を半分ほど前に出す方法です。
前に出た端から反時計回りに2束づつ取っていきます
これは1番わかりやすい開牌方法です。


一棟棟(イードンドン)

f:id:yau_ichi:20180520000720j:plainf:id:yau_ichi:20180520000730j:plain

右端か左端の1束を前の出す方法
時計回りに1束づつ反時計回りに2周して取っていきます
これもわかりやすいです
やりやすいのでゲーム中1番と言ってもいいくらいでよく見かけます


大皮(ダーピェン)

f:id:yau_ichi:20180520000815j:plain

一番上の右端か左端の牌1枚を半分出すか束の上に置く開牌方法
時計回りに1番上の段8枚を一気に取っていきます
皮を剥くというのがこの言葉の由来で
皮を上から1枚づつ上から剥いていくイメージで考えていただければいいと思います
個人的に流れを変えてみたいと思った時はこれをやってみることが多いです。

間棟(ジェンドン)

f:id:yau_ichi:20180520000756j:plain

左端か右端の1束目と3束目を半分前に出します。
端から1束目と3束目、
2束目と4束目、
5束目と7束目
6束目と8束目
という順番で反時計回りに取っていきます。

ちょっと変わった形
取り方がややこしい。

中堀(チョンジュエ)

f:id:yau_ichi:20180520000830j:plain

真ん中の2束を前に出す開牌方法
真ん中から2束づつ反時計回りにとっていきます
中の堀を掘るという意味もありますが
心臓を抉り出すという恐ろしい意味もあります
次の名称もなかなかですが

切耳(チエアル)

f:id:yau_ichi:20180520000840j:plain

両端2束を前に出す開牌方法
両端から2束づつ反時計回りにとっていきます
中堀とは対の取り方になりますね
その名もとうり耳を切り落とす(!!)イメージで取っていく開牌方法です。

細皮(シーピエン)

f:id:yau_ichi:20180520001225j:plain

8段4束で積み上げる開牌方法
上の2段8枚を時計回りにとっていきます
皮…なのか?と思ってしまうくらいの豪快な開牌方法です

中堀両辺飛(チョンジュエリャンビェンフェイ)

f:id:yau_ichi:20180520000920j:plain

真ん中を八段を2束にし両端を4段づつにするして、
真ん中8段の束を前に出す開牌方法
時計回りにまずは真ん中の上4段、下4段、
そして内側から4段の束を2束づつ取っていきます
中編を取り出し両辺に飛ぶという意味だそうです
インベーダーの自機みたいな形なので
私は「インベーダー」と呼んでます。

双翼斉飛(シュアンイーチーフェイ)

f:id:yau_ichi:20180520001013j:plain

中堀両辺飛の積み方をして両端を前で出す開牌方法
これは最初に両端の前に出ている4段2束を外側から取り
真ん中の8段の上4段、下4段と取ります
両翼を同じ高さに揃えて飛ぶというのが名前の由来だそうです
いよいよシューティングゲームの自機に似てきましたね。
とある人は「南原コネクション」と呼んでました????

龍頭鳳尾(ロントウフォンウェイ)

f:id:yau_ichi:20180520000944j:plain

左右どちらかの端2束を8段にする開牌方法
反時計回りに8段の束の上2段をと4段の束の上1段を取ります
龍の頭と鳳凰の尻尾に例えられた
見た目も豪華なので開牌方法の花形
実際に取ってえッそう取るんだ!と思いました。

舞三獅(ウーサンシィ)

f:id:yau_ichi:20180520001047j:plain

両端と真ん中3束目を8段にして両端のどちらかを前に出します
反時計回りに前に出した8段束、反対側の端の8段束、両端の4段束、真ん中の8段束ととっていきます
3匹の獅子が待っているという名称ですが、どこが??
どちらかというと王冠ぽいので通称王冠って言ってます。

摩天楼(マーティエンロウ)

f:id:yau_ichi:20180520001359j:plain

2束16段にして積み上げる
ものすごくどうかしてると思う開牌方法
反時計回りに上から4段づつとっていきます
写真撮った時崩れないかどうか心配でした。

銀行大廈(インハンダージェ)

f:id:yau_ichi:20180520001315j:plain

まず両端2束づつを真ん中2束に上にして積み上げます。
そしたら12段になった真ん中上2段を両はしに分けて取ります
最初1人目が真ん中の上4段
2人目がその下の4段
3人目は真ん中の残り2段に加えて2束目と5束目の上2段
最後の残りを4人目が取ります
もうここまでいくとややっこしすぎる

打牌九という天九牌を使うギャンブルゲームがあり
カジノ遊ばれているということもあり
開牌法が派手なものが多いので
そちらを参考にしてみるとゲームが盛り上がるかもしれません

これで【打天九】のルールは説明はおしまいです。
ランク、スート、ルール開牌法など
色々と独特のルールが多いゲームです、
そこの対してのとっつきにくさがあるのは事実ではあるんですが、
慣れてくると今までのゲームには無い中毒性があります、

このブログを最後まで見ていただいた方皆さん方なら
絶対興味を持っていただけると思います
是非とも遊んで見てください

非常に色々独自性の高いゲームですが、
近年様々な人がわかりやすいサマリーを作って
敷居が大きく下がったと思います。
ここにそれらのサマリーを紹介したいと思います。

ルールサマリー

blog.goo.ne.jp

開牌法

blog.goo.ne.jp

まーさん(@mar_3104)のサマリー

datenkyu.pdf - Google ドライブ

独特の開牌法があります

Tenkyu_aid.pdf - Google ドライブ

サマリー

rayjack.seesaa.net

プレイ画面

www.nicovideo.jp

それでは良い天九ライフを〜