3人10枚固定の最新オーヘルバリアント
【ジャストハンドオーヘル】
今回はアドベントカレンダーの箸休め的な意味合いを兼ねて
最近創作された3人専用の【オーヘル】のバリアントを紹介します。
ここでの大きな肝は得点の計算方法で
オーヘルは実際遊ぶとわかるのですが
0ビットが非常にやりやすいゲームです。
なのでこのオーヘルで0ビット時のリスクを上げることによって
0ビットばかりを行う事ができない様な仕組みになってます
尚【ノーテイス】でもこの特典方法は採用され、
改良がされているそうです。
まとめもここに書いてあるのでこれも参考にしてください
□人数
3人限定になります。
□用意するデッキ
2~6までを抜いた32枚を使用します。
□ランク
A>K>Q>J>10>…>7
□ディール
任意の方法でディーラーをきめて
左隣から時計回りで各プレーヤーに10枚づつ配ります。
残ったた2枚は中央にふせて1枚だけ表向きにします。
表向きになったカードのスートが切り札になります。
□ビット
通常のオーヘルと同様にディーラーの左隣から時計回りに
自分が何トリック勝てるかビットを行います。
基本的にはビットの数に制限はありません。
しかしディーラーが単独トップだった場合、
3人のビットをの合計が10になるような宣言が出来ないという縛りが発生します。
つまり全員が成功するようなビットが行えないというわけです。
ちなみにトップタイがいた場合はこの縛りはは適用されず、
あくまで単独トップの時となります。
□プレイ
ディーラーの左隣からマストフォローのトリックテイクを行います。
□得点
10トリック終了したら得点を計算します
ここら辺はややこしいところがあるのでちゃんと読んで下さい。
まず、各自獲得したトリック数を確認して
獲得したトリック数×1
を得点します。
次にお互いのビット数を確認します
ビット数=トリック数の場合は
ボーナスで5点獲得します
個人的にはボーナスは3点でも良いような気がしますがどうでしょうか???
そう出なかった場合2通りに分かれます
まず
ビット数>トリック数(予想した回数より少なかった)
場合
ビット数とトリック数の差分に-1をかけ、得点とします。
そして
ビット数<トリック数(予想した回数より余計に取ってしまった)
場合
ビット数とトリック数の差分から-3をかけて、得点とします。
例をあげたほうがいいですね
一番簡単なのはちょうど取れた時。
例えばビットを5として5トリック取ったとしましょう
トリック数;5点
ジャストボーナス:5点
5+5=10
10点獲得となります
今度は予想した回数より少なくにとってしまった場合
5トリックと宣言して
2トリックしか取れなかったとしましょう
トリック数:2点
不足の差分:5(ビット)ー2(トリック)×-1=-3
2-3=-1
-1点の獲得です。
最後は余計にとってしまった場合、
この時は5トリック宣言で7トリックとしましょう
トリック数:5点
過剰分:7(トリック)ー5(ビット)×-3==6
5-6=-1
-1点になります
このバリアントでは過剰にトリックを取ってしまったときの罰則が厳しくなってます。
点数の計算が終わったら、ディラーを時計回りに移して配り直し、
以降を決められた回数行いスコアを競います。
オーヘルはバリアントが多岐にわたるゲームですので、
これからも紹介してみようと思ってます。
※その後トランプさん(@trump_bridge )から
トッププレーヤーはディーラーの時だけではなくてもジャストビットができないという縛りにするというバリアントで教えてもらいました。
この場合、ビットを1巡してジャストになった場合、トップが±1で調整を行うそうです。