ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

スラッバーハニス又はスローバーハ−ニス

この記事は、Trick-taking games Advent Calendar 202220日目のエントリー記事です。


Trick-taking games Advent Calendar 2022 - Adventaradventar.org


僅かな弱みが死を招く
【スラッバーハニス】又は【スローバーハ−ニス】

重そうな出だしにして何なんですが、前回のタロットで本当に疲れたので軽く書きまーす。
スローバーハ−ニスは元はどうやらアメリカのゲームらしく、ハーツの原型になっているとも言われているゲームです。
パーレットの本でも紹介されていてハーツファミリー(ハーツの仲間)に属されています。
ただ、パーレットさん、「このエレガントな楽しいゲームは意味不明な耳障りなタイトルのせいでかなり損をしている」
というふうにゲーム名をボロッカスに言ってます。そこまでいわんでもねえ…。
スローバーハネスで検索かけたらルールが見つかったんですが、最近なくなってるんですよ。どうした?
このまま、知られないのも何なんでここで紹介しておきます。
パーレットの訳版では「スローバーハーネス」って書いてあるけど本当にその読み方でいいのかわからないですね。
 個人的には「スラッバーハニス」が気に入っていますが、
どっちでも引っかかっていいように「スラッバーハニス」「スローバーハーニス」の両方でタイトルを付けておくことにしました。
あとでごちゃごちゃ言われそうですのでここで釘は指しておく。
4人でも遊べるんですが今回はおすすめされた3人の遊びかた限定で紹介します。まあ、3人で遊べるトリテは結構重宝されるんでねー。
かんたんなので語り口調にルール説明します。
各スートの6〜2を抜き、かつ♠︎7と♣︎7を抜いた30枚を使います。
ランクはA>K>Q>J>10>9>8>7
ディーラー最初適当に決めて以降時計回りに移ります。ディーラーはシャッフルして各自10枚配り切り。
ディーラーの左隣からマストフォローのトリックテイクを10トリック行います。
このゲームは何ディールか行って誰かが10点と取ってしまったディールで終了。
そのプレーヤーが負けになる負け決めのゲームです。
では、どんなのが点を取る条件か
条件は4つ
・最初のトリックを取る
・♣︎Qを取る。
・最後のトリックを取る。
・1ディールで3点を取ってしまう。
の4点になります。
10点負けで終了のゲームは結構長いという話もあります。
状況によっては早く終わることも出来ますが、長くなったら適当なところで終わるのも良いかもしれません。

1トリック目をとってしまうと他の2人からの集中砲火が始まるという。実はかなーり物騒なゲームです。
相手に4点をいかに押し付けるかがポイントになってくるので
そこを重視して遊ぶとものすごい鋭い(ギスギスした)ゲームになってきます。
手札の良し悪しでどうにもならないことがありますが、そこをうまく逃げ切れたときの快感はたまりませんね。
実はこのゲームは シンプルなんでトリテを遊びなれた人だったらパパパッとテンポ上げてスピーディーに遊ぶと楽しいです。
このハーツファミリーのゲームは【フォージャックス】【ネイブ】おすすめされています。
これらは後で紹介する予定です。