読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

42

牌ゲーム ドミノ ゲーム紹介【その他】 ゲーム紹介

ドミノトリックテイクの決定版
【42】

f:id:yau_ichi:20160428190734j:plain

1885年当時のテキサスのドミノゲームはギャンブルの嗜好品として大人が遊ぶものとしてしてはやっていました。
子供がドミノを遊ぶのはいけないことだという風潮があったそうで、ドミノを遊んだ子供はひどくしかられたそうです。

William Thomas とWalter Earlの2人の子供もドミノを協会の裏手で遊んでいたのがばれて大人たちからひどい叱責を受けていました。
その時この2人は
「自分たちはドミノを遊んではいない【42】というゲームを遊んでいたんだ」
と言いました。
遊び方を聞いて遊んでみた大人たちは【42】が非常に面白かったので、色々な人に広めていきました。
こうして現在ではテキサス州西部で最も広く遊ばれているゲームであり、毎年大会もおこなれてます。



www.youtube.com

ほんとかよ~とか思いますが、かなり信憑性の高い話らしいです。


シンプルなルールで熱いゲームなのでリアルで遊びたいのですが、
少し複雑なドミノゲームで、なおかつ4人限定なので非常に遊ぶところが限られてしまうのがこのゲームの欠点であるのでなかなか遊ぶことが出来ません。
なので最近はこのアプリをダウンロードして頻繁に遊んでいます。

https://itunes.apple.com/jp/app/42-dominoes/id1080108922?mt=8&at=10l8JW&ct=hatenablogitunes.apple.com

f:id:yau_ichi:20160506210958p:plain

アプリはこんな感じ、有料版はもっとコンピューターの強さを変えることが出来ます。
今回はアプリでのルールで説明します。*1
ゲーム会でお試しで遊ぶには丁度良いルールだと思います。
これに沿いながら説明していきましょう。

■使用するもの、人数

【42】は4人限定です。
【ごいた】【カンテット】みたいにお互いに向き合ったもの同士がチームを組んで2対2で行います。
ドミノはW6で28枚を使います。

■ゲームの目的
ドミノは牌を7枚ずつの手札を見てゲームの主導権を競り落とすビットを行います
ビットを落としたプレイヤーをデクエアラーと呼び、
デクエアラーを含むチームを攻撃側、もう片方のチームを防御側としてトリックテイキングを行います。
攻撃側のビットの成立、不成立によってスコアを記入し、両チームで競っていきます。

まず【42】のフォロー、ランク、切り札、得点の説明から先に行います

■フォローとランク

【42】はマストフォローの切り札ありのトリックテイクゲームです。
リードした牌ダブルの場合はその目、お互いに違う目の場合は大きい方の目をマストフォローしていきます。


例えば、[5-1]リードしたとしましょう
そうすると5の目がリードとなり、次のプレーヤーは
5の目を含む牌、([5-0][5-2][5-3][5-4][5-5][5-6])があったらそれを出す事になります。
牌が無ければ捨て牌として好きな牌を出します。

もう一つ[2-1]をリードされた場合
があったら、2の目のリードとなり、
2の目を含む牌[2-0][2-2][2-3][2-4][2-5][2-6]を出さなければいけません。

ここで見ていただきたいのは赤色になってるところです。
解るように2の目の時は[2-5]、5の目の時は[5-2]と書きました。
[2-5]は2と5の目のフォローが出来ると言うことが解ります。
これはダブル牌以外の、目がお互い違う牌は2つのスートを兼ねる事になります。

リードした目と反対の目はランクの目となり、以下の強さとなります

(強)ダブル 6 5 4 3 2 1 0 (弱)


■切り札牌

【42】ではビットを落としたプレイヤー(デクエアラー)は切り札を決める権利があります。

・ノートランプ

切り札はありません。
「Follow Me」(フォローミー)とも呼ばれます。

・ダブル牌

ダブル牌はダブル牌が切り札となりは独立して第8のスートとなります。
強さは[6-6]が最強で[5-5]、[4-4]、[3-3]、[2-2]、[1-1]、[0-0]となります。

・0~6の目

0~6から1つの目を切り札とします。

切り札の目が3の場合
[3-0][3-1][3-2][3-3][3-4][3-5][3-6]
は全て3の目で固定された切り札のスートとなります。

例えば3の目を切り札とした場合[5-5]をリードされたとして手元に[5-0][5-3]
があった場合、[5-0]を出さなくてはいけません。
[5-3]は切り札スートとなるのでフォローが出来ないからです。

正式にはオプションの切り札がが多数あります。
アプリではこの3つに絞られていました。

■得点

【42】は、【ミットッレール・ヤス】みたいに取ったドミノの牌に点数があります。
ただし、点のある牌は限られてます。

合計10の目の牌([5-5][4-6])………………………10点

合計5の目の牌([4-1][3-2][0-5])…………………5点


それ以外の牌は0点です。
それと、1トリック取ると1点になります。

なのでトリックを全部取った場合、

10点×2牌+5点×3牌+1点×7トリック=42点

となり、42点が最高得点となります。
この得点が【42】の名前の由来なのです。

ではプレイに入りましょう。

■ディーラーの決定

プレイ前ににお互いにドミノを引いて
目の合計の大きいプレーヤーが最初のディーラーとなります。


■ディール

ドミノをよくシャッフルした後、相手のチーム2人が7枚ずつ取ります。
次にディーラーのパートナーが7枚取り、残りの7枚をディーラーが取ります。

■ビット
ビットはディーラーから時計回り、1巡のみのビットを行い、
「このラウンドで自分のチームが何点取れるか」を宣言します。
最低点は30点最高得点は42点。
前のプレーヤーより必ず高い値をいうか、パスをします。
一番高い点をビットしたプレーヤーがデクエアラーとなります。
もし全員がパスした場合は配り直しとなります。

42点のビットは「1 Mark」(1マーク)とも呼ばれます。
1マークのビットが出てもそれでビットは終わりません。
それ以上のビットは「2マーク」と宣言が出来ます。
これは「2ディール分賭けるよ」という意味になります。
ただし、「2マーク」と宣言出来ません。
誰かが42点を宣言したらそこで2マークを宣言できます。

■プレイ

デクエアラーが決まったら、切り札を決めてリードを行います。
他のプレーヤーはフォローを行います。
全員が出したら「マストフォロー、切り札あり」の原則に乗っ取り、トリックの勝者を決めます。
切り札が無い場合はフォロー出来た一番ランクの高いプレーヤーが勝ちます。
切り札が一枚出ているときは切り札を出したプレーヤーが勝ちます。
切り札牌が複数枚の場合は切り札のランクで勝敗を決めます。

取った牌は、表向きにして両チームの事前に決めた1人の脇に並べておきます。
こうして7トリック行い、攻撃側チームの宣言が成立、不成立かを確認します。

■スコアリング

【42】では2種類のスコアリングの方法がアプリで出来るようになっていました。
 混乱する恐れがあるので、どちらかに絞った方が良かったのですが。。。。
 両方ともに面白さがありますので、欲張って両方きちっと整えて説明しようと思います。

1)マーク方式

宣言が42点以下の場合、攻撃側が宣言した数以上に点数を取った場合は、攻撃側に1マークはいります。(アプリの場合、マーク方式ではトリック中でも宣言が成功か失敗かが解った時点でディールが終了となりました。)
攻撃側が宣言した数より取れなかった場合は、防御側に1マークはいります。
42点より上、「2マーク」、「3マーク」などの宣言の場合は、42点取れたら宣言したマークが入ります。
42点未満の場合は宣言したマーク分だけ防御側に入ります。
以降ディールを繰り返し、3マーク先取で行っていきます。
差し詰め、「マーク」は、テニスで言うところの1ゲームに似た感じだと思います

ここでは3マーク先取と書きましたが、正式なゲームでは7マーク先取となってるみたいです。
このスコアですが、マークを取ったら”ALL”1マークごとに1直線で書いていきます。
”ALL”は全部で7画になるからです。
日本で言うところの「正」の字を書くようなものです。


2)点数方式

このゲームではスコアに換算されます。
「2マーク」、「3マーク」などの宣言の場合は、84点、126点となり42×マーク数のスコアでやりとりします

攻撃側が宣言した数以上に点数を取った場合は、攻撃側にビットした数、
防御側はトリック中に取った点数がスコアに入ります。
攻撃側が宣言した数より取れなかった場合は、攻撃側は0点となり、防御側には攻撃側がビットした点数とトリック中に防御側が取った点数がスコアにはいります。

アプリの場合は150点以上スコアを取ったチームが勝利となりますが、
本来の公式ルールでは250点以上となります。

スコアを記入したら、以降はディーラーを左隣に移して次のディールを行い、どちらかのチームが勝利するまで続けます。

自分の定石として、デクエアラーになったら、切り札を先に出して、相手の切り札を先に無くすようにします。
その次にダブル牌を出していきます。
問題はこの次で、強い牌があれば自分が勝てば良いのですが、たいていはそう上手くは出来ません。
ここで何を出したらパートナーがトリックを取ってくれるか考えることになる様に考えていくことが多いです。
ここでの妙技がこの【42】の醍醐味ともいえるでしょう。

もう一つ、ビットの時の方法は戦略がありそうなのですが、
中々に難しくて定石が解らないところですね。
色々調べがいがある深いゲームだと思います。
気になったらアプリをダウンロードして遊んでみてください。

今回のルールは簡略で書きましたが、色々なオプションルールが存在します。
こちらでまとめてあるみたいなので、参考にしてください

42ルール比較.pdf - Google ドライブ

*1:4月28日ペンタメローネにて 草場さんに【42】のルールを教えてもらいました。 草場さんのルールでは点数ビット制で250点先取、 防御側は変更点は無いですが、 ビット成功したら、ラウンドで取った点数がそのまま点数になります ビットは30~42→84→126→256 最初に3人がパスしたときはディーラーは必ずビットを行わなくてはいけません。 取ったドミノは表向きにしておく場合と、裏向きにして置く場合があり、ケースバイケースで対応してるみたいです。