こちらの記事はトリテアベントカレンダーの24日のエントリー記事となっています。
12月の始めにアドベントカレンダーのボドゲ紹介にて
kubotaya さんが私自身が提案した「モノトリテ」の名称のインスパイアでモノトリテ系のゲームの紹介をされておりました。
他のブログにて自分が書いた記事から広げられた話を書いていただいたことはことのほかうれしく思っています
この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
そこで私はこの記事のアンサーも込めて
今回は私の勧めるモノトリテ系をご紹介しようと思います。
モノトリテは多くの方が語られているように正式にはトリテではありません。
では、なぜこの記事を書こうと思ったのか?
それには理由がございます。
それは「モノトリテのゲームには単純に面白いゲームがたくさんあるから」でございます。
これから紹介するゲームには正統なトリテでは思いつかないような工夫が所々にちりばめられて、感心させられることが多いからなのです。
1スートのトリテと言う非常に非常に矛盾した話ですし、
もしかしたらトリテ警察に捕まりトリテ界から永久追放の刑を受けるかもしれません。
しかしながら普通のトリテが「正」であれば、モノトリテは「邪」
邪を語り、邪を識ることにより正をより深く識る事ができるのではないかと思っているのでございます。
くぼたやさんはカードゲーム中心で書かれましたので、
伝統ゲーム中心で紹介しようと私は決心いたしました。
なお、トリテ警察にいつ逮捕される恐怖と、最近読んでいる本の影響でこのような文体になってしまったことをお許しくださいませ。
グルカ
スウェーデンで生まれたきゅうり系でございます。
このゲームの面白い所は、本来のきゅうりではプレイヤーがの出せるカードがプレイされている一番高いカードより高いカードなのですが、
グルカでは前のプレーヤが出したカードよりも高ければいいというルールになっていて、
初心者にも取っつきやすく緩く遊べるキャンブルゲームになっております。
グルカのルールはこちらの本に載っております。
22
じゃんごの「誰かこのゲームやってくれ!」:22(Twenty-Two) 【ルール】
きゅうり系のなか個人的にオススメがこのゲームでございます。
同時出しや、プレイ前に何枚か交換できるなど細かいアイディアがうまく効いていてこのゲームの完成度が非常に高くできています。
同人ゲームで「どっちの始末ショー」というゲームが影響を受けたと聞いております。
ル・トゥルッック
http://www.jupiter.sannet.ne.jp/dumspirospero/2playergame.pdf
2人ゲームの良作モノトリテでございます
ブラフゲームなので人狼好き、ポーカー好きの人たちにお勧めできます。
キリンさんとこでも紹介されましたが、
この系統は「トルッコ」とも呼ばれブラジルなどで遊ばれております
鹿狩り
天九牌を使用したペア戦のモノトリテでございます。
キーとなる牌を最初に分けて配るアイディアは本当に素晴らしいと思います。
私としてはペア戦ゲームのベストだと思っております。
鹿狩り以外はトランプで遊べますので、手持ちにありましたら是非とも遊んでみてはいかがでございましょうか?
では、これにて筆を置かせて頂きたく存じます。
あすはいよいよ最後の記事となります。
そして、今日はクリスマスイブに開催というチャレンジブルな桶川ゲーム会開催日でございます。
ぜひともお越しくださいませ。