ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

トリプルクラウン

あなたは何クラウン?正体隠匿トリテ入門
トリプルクラウン

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最近トリテの初心者でも楽しめる正体隠匿系トリテを調べていて、
この2つが良いかなとあげてるのが2つあります。
ひとつは以前紹介した【ブリスコラ・プジャルダ】
もうひとつは今回紹介する【トリプルクラウン】です。



トリプルクラウンは川口のゲーム会でマサイキリンさんに教えてもらいました。
その時遊んだのが印象に残っていて、
ルールを纏めようと思って調べたらBGGが元になっているルールがあったみたいで、


boardgamegeek.com

それのルールを訳してサイトに公開されていたみたいです。

okanenainde.seesaa.net

配られたカードによって役割が異なる(時にはチームとして組む)、
自身の役割公開せずにプレイを行うという点は
今後紹介しようと考えている【ドッペルコップ】に若干似ていますね。


ここにもゲームのレビューが載っています。


gokurakism.com

■目的
手札によって「ハイクラウン」「ロークラウン」「チームクラウン」に分かれ、
それぞれの目標を達成して得点を獲得し、15点先取をめざします

■人数

4人限定となります

■用意するもの
トランプはジョーカーを除いた52枚を用意します点数記録用にスコアシート、
それから宣言を秘密裏に記録するためのメモ用紙も必要です。

■ランク

強い順からA K Q J 10、9、8、7、6、5、4、3、2
となっています。

■ディール
ディーラーを任意の方法で決めて、各プレイヤーに13枚づつ配ります。

■ロークラウン、ハイクラウン、チームクラウンの決定。

各プレイヤーは自分の手札をみて手札に スペードのAかダイヤの2の二つが入ってるかどうか確認します。
もしスペードのAが手札にあった場合「ハイクラウン」
ダイヤの2があった場合は「ロークラウン」
その2枚が手札にない場合は「チームクラウン」となります。
ハイクラウンはなるべくトリックを多く取ることが目標となります。最低5トリックを取ることを目指します。
「ロークラウン」はなるべくトリックを取らない、つまりミゼールプレイを目指します。
「チームクラウン」2人出るはずです。
この2人は協力してハイクラウン、ロークラウンのどちらかを失敗させることを目指します。

このゲームでは自分は何の役割なのか言うべきではありません。むしろ言っては行けません。
つまり他のプレイヤーのカードプレイによって相手が何のクラウンか推理していかないと行けないのです。

ここまで書いていて疑問に思われた方もいるでしょうが、手
札によってはスペードのAとダイヤの2を両方持っているケースもあるはずです。この場合はどうなるのか?

■ダブルステークス

スペードのA、ダイヤの2を両方手札にあった場合、
そのプレイヤーは「ダブルステークス」となり、他のプレイヤーに伝えます。
この時は

ダブルステークスのプレイヤー1人VS他の3人プレイヤー

という形となります。

ダブルステークスのプレイヤーはまず切り札を指定します。
切り札は 4つのスートかノートランプを指定することが出来ます。
切り札を指定したら、今度は「ハイクラウン」「ロークラウン」を秘密裏に決定し、
だれにも見られないようにメモに記録しておきます。

■プレイ

 クラウン、ダブルステークスともにデイーラーの左隣からリードを行います。
クラウンの時は切り札なしでマストフォローのトリックテイク、
ダブルステークスの時は指定した切り札でマストフォローのトリックテイクを行います。
もし、ダブルステークスの成功達成が確定した場合途中でも終了します。

■得点

13トリック終了後、得点を計算します。

※クラウンの場合

ハイクラウン:5トリック以上取ってれば2点

ロークラウン:0トリックならば3点

チームクラウン:ハイクラウン、ロークラウンどちらかか両方が失敗したときのみ得点が入ります。

ロークラウンの取ったトリック(成功なら0点)
        +
5ーハイクラウンの取ったトリック数(成功なら0点)

※ダブルステークスの場合

ダブルステークスのプレイヤーは、
ハイクラウン、ロークラウンどちらかを達成したら5点が入ります。
秘密裏で宣言したものとは異なっても必ず5点は入ります。

失敗した場合、
他の3人のプレイヤーがダブルステークスの秘密裏に宣言した内容の失敗した点数分の2倍の得点を得ます。

つまり

ロークラウンとメモに記載した場合:取ったトリック数×2

ハイクラウンとメモに記載した場合:5ー取ったトリック数×2

と、なります。

以降は誰かが15点取るまで時計回りでディーラーを回して行い
、誰かが15点取った時点で得点で勝者を決めます。

手札次第でなってしまうことはありますが、
正体隠匿の「誰が何クラウンになっているか」当てる楽しさがあるゲームになっています。
「あのカードを出してとったということはハイクラウン」
「トリックを取ってないからロークラウンじゃない?」
などの会話がワイワイ出来るゲームだと思います。
前述した【ブリスコラ・プジャルダ】と、
これに慣れて着たら【ナポレオン】【ドッペルコップ】が行うことを見据えようかなと思ってます。
今回「正体隠匿トリテ」のカテゴリを作りましたので、該当するゲームがあれば、そこに入れていきます。



その後、結構面白そうなゲームを見つけました
この記事についてはまた今度。