スキマをねらえ！
【インサート】
ツイッターのトランプ会でよく見かけたギャンブルゲームを紹介いたします。
インサートはオールとも呼ばれ阿佐田哲也の小説にも登場したそうです。
なかよし村でも遊ばれていたそうですが、
原因はわかりませんが何らかの理由で最近まで封印されていたそうです？
mixiで草場さんがインサートのルールを説明していたので参考にしてまとめてみました。
元ネタはここです
◼️人数
3人〜15人まで可能だそうです。
◼️用意するもの
5人まではジョーカーを除いた52枚1デッキ、
6〜10人までは2デッキ、10〜15までだと3デッキ使用します
チップ、1人100点分用意します
一人が 1点１０枚 5点２枚 10点１０枚 を持って行うのがいいでしょう。
◼️ランク
A、2、3、4、5、6、7、8、9、10、J、Q、K、
となります。
A、K
は繋がりません
このゲームではスートは関係ありません。
◼️ディール
ディーラーはカードを良くシャッフルし、
カットしてもらった後、下の3枚を抜いて脇においておきます。
デッキの一番下にジョーカーを入れて一番下のカードが見えないようにするのがいいでしょう
まず最初に各プレイヤー2枚づつ参加料を払います。
そうしたら各プレイヤーにカードを2枚づつ配ります。
◼️プレイ
ディーラーの左隣から始めます。
手番プレイヤーは自分の番になったら手札を表にします。
2枚の手札のランクの差が2以上あった場合、２つの選択肢があります。
ドロップ:１チップ払って下り、新たに２枚の手札を貰いプレイを終了します。
勝負:２チップ以上ポットにあるまで(あるいはポットより少なければ手持ち全部) 賭けて、もう１枚の手札をディーラーにめくってもらいます
ディーラーにめくってもらったカードのランクが前の手札の間にあれば成功で賭けた分のチップをポットから獲り、なければ失敗となり賭けたチップをポッドに入れます。
例として、手札で3、9として8が出れば成功で、AやJは失敗となります。
その後失敗しても成功しても新しく2枚手札をもらい、
ポットのチップの点数が人数分あればそのまま、人数より少なければ、全員が1枚づつ出してポットに補充して時計回りにプレーヤーを写します。
◼️オールアウト、オールイン
ポットにあるチップと同額のベットを払う場合、
「オールアウト」と呼びます。
オールアウトして勝負に勝つと、ポットのすべてのチップがもらえますが、負けるとポットと同額のお金を払わないといけません。
オールアウト勝ちでボットにチップが無くなった時は全員が2チップづつ出してポットに補充します。
あと、ポーカー同様自分の手持ちの金額を全て賭ける事を「オールイン」と呼び、勝ったら持ち金が倍になりますが、負けると破産します。
◼️階段の場合
2枚配られたカードのランクの差が1だった場合(階段)
チップのやり取りはせず、新たに2枚配り直して再度プレイをやり直します。
◼️ホットドッグ
手札がペアだった場合以下の二つの選択肢があります。
・チップをポットから1枚貰い配り直してプレイを再度行うペアを「ドッグと呼ぶことから(クールドッグ)と言います。
・あるいはポッドの10分の1まで(端数は四捨五入します)かけて1枚カードもらいます。
捲ったカードでスリー・オブアカインドか達成できたら
かけた額の10倍の金額をポットから貰います。
そうでなければ掛け金は、ポッドに入れます。
◼️終了
これを繰り返していきます。
もしプレイ中にカードが足りなくなったら脇に退けた3枚を使い、
プレイ終了後に捨て札をシャッフルして新しく配ります。
破産者が1人現れたらゲーム終了のフラグが立ちます。
誰かがポットのチップを全て取るか、
1人を除く全員が破産した場合にゲームは終了します
(1人だけ残った場合はその1人がポットを総取りします)
お互いのチップの多さで勝負を決めます。
変な曰く付きがあるゲームですが、
ルールや考え方は非常に簡単ではあるものの、
【テキサスホール】に近い興奮が味わえるゲームです。
遊んだ時は1回きりなのですが、ゲーム終盤が見えてから
オールイン合戦が始まってポッドが大きくなり
熱いサバイバル合戦の長期戦になりました。
ほんとはポットが無くなっても終わりなのでもっとあっさり終わるかもしれませんね。
ポーカーの苦手意識があった人にも受けが良くて
自分のトランプ会で人数が集まったら自分で紹介して遊んでみたいゲームです。
アメリカのカジノにも同じようなゲームがあるみたいです。
「レッドドッグ」と呼ばれています。
