ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

マドリード

後半からが本番?
スペインから生まれたお手軽ラミー
マドリード

またまたカナスタから結び付けて、【カナスタ】と同種のラミーゲーム、【マドリード】を紹介をします。
マドリード】はスペイン発祥のラミーゲーム【チンチョン】が元になっています。
【チンチョン】は非常に簡単なゲームなので、よりしっかり遊べるように【マドリード】は改良されているそうです。

かといって、ルールは【カナスタ】よりは簡単に遊べ、初心者向けのゲームになってます。
マドリード】は他のラミーゲームよりも大人数で遊べます。
まず4人で遊ぶ場合を説明します。

用意する物

ジョーカー1枚加えたトランプ2組、106枚使用します。
最近トランプ2組以上使うゲームばっかり紹介していますね。
あと、ラミーキューブでも代用して遊ぶことが出来ます。

目的

手札をセットで組み込んで、前半戦、後半戦にかけて手札をなくしていくことを目指します。

ディール

適当な方法でディーラーを決めます。
ディーラーは右隣りから反時計周りに14枚づつ配り、最後に右側のプレーヤーにもう1枚配って15枚とします。
残ったカードは場の中央に山札としておきます。

セット

マドリード】は自分の手札から全てセットを作ることが目的となります。
セットにはグループとシークエンスがあり、グループは異なるスートの同じ数字3枚以上の組み合わせ、シークエンスは同じスートで数字が連続する3枚以上の組み合わせです。
シークエンスのAについてはQ-K-A A-2-3 は繋げられますが K-A-2 は繋げられません。
ジョーカーはどのセットに使用することができます。

じつはこのルール二コリを参考にしているのですが、ジョーカーの使い方で困ったことが。
二コリのルール説明には「どのカードともセットにすることができないので注意しましょう」って書いてありました。
それだとジョーカーの役割がわからないのです。
依然遊んだときはジョーカーがそんな役割をしていた記憶がなく、普通にオールマイティーとして使っていたような記憶がありました。
だから誤記じゃない?と思ってここでは本当はどうなんだろうと思って確認のため調べましたが書かれておらず。
仕方ないので自分の記憶通りにどのセットもつけることが出来ると書くことにしました。
本当のことがわかる方がいましたらご連絡お願いします。

ジョーカーですが、シークエンスやセットにつなげることが出来ません。
つまり完全なるおじゃまカードになります。
 捨てても相手がとることもできません。
これによってジョーカーを捨て札にして相手に取らせないようにすることが出来ます。

前半戦

ディーラーの右側のプレーヤーから自分の手札15枚から1枚選んで自分の前に置きます。
このゲームは昔ながらのゲームになっているため反時計周りにプレーヤーが移ります。
次のプレーヤーは山札か他のプレーヤーの前にある捨て札の1番上の捨て札を取るか選びます。
捨て札がとれるのはあくまで他のプレーヤーからです。自分の山札から取ることはできません。
手札を補充したら、手札を自分の手前の捨て場に上に重ねて1枚捨てます。
自分の手札がすべてセットができたら机を叩いてノック(上がり宣言)します。
ノックは捨て札する前、後どちらでも構いません。
ノックしたプレーヤーは、10点を獲得して前半終了となります。

後半戦

ノックしたプレーヤーは手札をすべてセットを作って公開します。
次に上ったプレーヤーの右隣から反時計周りにセットができている組み合わせのみ公開します。
公開している時に、他のプレーヤーの捨て場の1番上の札を使うことでセットが出来る場合、その捨て札を取ってセットを出せます。
シークエンスのセットが出来たら、1枚1点として得点にすることができます。
全員がセットを公開したら、上がったプレーヤー以外はセットにならないカードは手札として手に持ち、ディーラーの右隣から反時計回りに自分の手札から1枚、場に公開しているセットに付け札をすることができます。
付け札できるカードができる場合は必ず付札を行います。
付けるカードがない場合、パスをします。1回パスした場合でも自分の番が来た時に可能であれば付け札をすることができます。
付け札する時グループに同じスートを付けたり、シークエンスにK-A-2とつなげても構いません。
あと付け札がグループかシークエンスどちらかできる場合は、シークエンスを優先させてください。
こうして付け札をしていって全員がパスとなったらラウンド終了となります。

得点計算

手札の残っているカードで以下のカードが残っていたらマイナス点として計算します
K、Q、J=10点 数字=数字通り A=1点
得点を計算し終えたら、ディーラーを右に渡して、次ラウンドを行います。

人数の調整

3人以下の場合はトランプ1組で大丈夫です。
5人以上の場合、手札を調整します。

  • 5人:13枚
  • 6人:12枚
  • 7人:11枚
  • 8人:10枚


前半で上手く揃わなくても、後半で逆転できる機会が十分あり、1度出せなくなったとしても機会が回ってくればいくらでも出すことが出来ます。
基本的に癖がなく8人までの大人数で遊べますので、気軽に遊べるゲームでパーティーゲームとして最適でしょう。
最初でも話しましたがラミーキューブでも代用できますので是非とも遊んでみてください。最初でも話しましたがラミーキューブでも代用できますので是非とも遊んでみてください。