ラミーキューブの原点?古典ラミー
【500ラミー】
今回は【500ラミー】の紹介をしましょう。
ラミー系にしてはカード枚数が少ない枚数で遊べ、人数が3人でも遊べるゲームで、
トランプ大全ではオススメのゲームとして紹介されています。
【500ラミー】は数あるラミー系ゲームの中でも古いゲームであるそうですが、
後で述べる「レイオフ」や、捨て札の取得方法、早上がりをすることが必ずしもいいとは限らないシステムにより、
新しい感覚で遊ぶことができます。
▪️人数
3人〜4人がオススメ
2人でも遊べるみたいです。
5人〜8人も遊べますが、この時はトランプ2組使用します。
▪️用意する物
ジョーカーを抜いたトランプ52枚、
得点計算のメモを使用します。
▪️ディール
任意の方法でディーラーを決め、
各プレイヤーに7枚づつカードを配ります。
ただし、2人の時は13枚になります
そして、1枚のカードを表向きにおいて捨て場として扱います。
ディーラーの左隣から次のプレイを1から順に行います。
ただしできなければしなくても構いません。
1、山札からカードを1枚取るか制約に従って捨て札からカードを取る。
2、メルド又はレイオフを行う。
(可能な限りメルド、レイオフを何個も行なって良い)
3、手札から1枚捨て札をする。
捨てる時は捨て場の一番上に置きます。
この時下のカードが分かるようにズラしておいてください。
▪️メルド
メルドは3枚以上の同じ数字の「セット」と言います
3枚以上の同スートの続き札を「シークエンス」と言います。
メルドは自分の目の前に表にして1枚1枚がわかるように置きます。
▪️レイオフ
自分の手札を相手か自分のメルド「レイオフ」として付け加えることが出来ます。
例えば、❤️7-8-9のシークエンスのメルドがあったとして、
❤️の6か10があったらレイオフとして出すことができます。
もし❤️10を出していたら、そこにレイオフして❤️Jを出すことが出来ます。
レイオフする場合はどこにレイオフするか宣言して、レイオフしたカードは自分の手前に置きます。
ここではシークエンスのレイオフを書きましたが、セットのレイオフも可能です。
レイオフはどこにつけたかは自分で宣言してください。
▪️捨て札の取り方
捨て札を拾う時は特定の決まりがあります。
まず、捨て札の一番上から撮る場合は制限は特に発生しません。
ただし、一番上以外から撮る場合は、一番下のカードを使ってメルドかレイオフをしなければならず、
それより上のカードを全て取らなければいけません。
これによりメルド、レイオフを確実に作れるカードがいつでも取れる可能性があると同時に、
多くのカード引き取らなければならなくなるリスクも発生するのです。
▪️得点計算、終了
誰かの手札がなくなるか、山札が無くなったらラウンド終了となります。
点数は数札は数字どうり、絵札は10点、Aは15点(A-2-3ではAは1点となる。)
メルド、レイオフはプラス点、
手札はマイナスとして計算します。
時計回りにディーラーを回しラウンドを繰り返して得点で500点達成したプレイヤーが勝者となります。
非常に古典的ですが、現代のゲーマーから見ても目新しい要素の多いゲームでもあると思います。
特にレイオフのシステムはラミーキューブなども採用されているぐらい非常にユーモラスな要素だと思います。
濃いゲーム性と裏腹に気軽に遊べるので是非とも遊んでください。