ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

ハーツ

ある意味世界で知られているトリックテイク
【ハーツ】

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ハーツはWindowsの中に入っているのは有名ですが
実際はどんな風に遊ぶのか知らない人が多いと思います。
以前からブラックレディーはよくやってましたが、
改めて遊んでみるとハーツもなかなか面白かったです
どちらかというとハーツはトリックテイクがあれ程度慣れた人向けのゲームだと思います。



ブラックレディーとハーツの異なる点に対しては

・ブラックレディーの方が何人でも対応できる
・交換が大きく違う
・ブラックレディーはプレイされないカードがある
・ブラックレディーはシュートザ・ムーンがない

ハーツのポイントもブラックレディ同様相手にいかにカードを押し付けるかということです。
ただしブラックレディーと決定的に違うのがュートザ・ムーンの存在ですね。

これによって、失点のカードを徹底して取るのを避けるか、
全部取ってシュート・ザ・ムーンを狙っていくのか選択に幅が広がり、ブラックレディーと一線を引いた面白さがあります。
ブラックレディーではシュートザ・ムーンが抜けていて
失点回避にストイックな出来になっています。
ブラックレディーを教えてもらった時に草場さんに
シュート・ザ・ムーンは成功しやすいのために抜いた」どこかででおっしゃってました。
それに、ハーツはブラックレディーに比べてプレイ制約が多いですね。
あとブラックレディーでは配り方がハーツと大きく異なり伏せられるカードがあります。
ゲームによっては失点カードが出てこないことがあるので、
思わぬハプニングが起こりやすくなってます。
大まかに分けるとブラックレディーは初心者向き。
ハーツはトリックテイク慣れた中級者向きなんですよね。
参考になんですがフォローしている人曰く
ハーツは避け系シューティングゲームの楽しさがあると話していました。
さらに自分の中でこのジャンルの分類で例えて見ておくと…
ブラックレディーはストイックに弾除けをして行く「怒首領蜂

ハーツはある程度考えて弾を受けると一発逆転の弾が打てる「斑鳩


ec.nintendo.com
面白いよ。買ってみてね!


というところでしょうか?
というかシューティングそこまで詳しくないのでこの例えが違うようなら変えますが…。

基本的な攻略法ですが、基本はブラックレディーと考えは同じです。
しかし前述したとうりシュートザムーンを獲得すると
大きいのでできるかどうかも考慮しないといけません。
交換の前でシュート・ザ・ムーンを狙うか得点を避けていくかを考えた方がいいと思います。
また、誰かシュートザムーンを狙っていたなら他の人に失点を押し付けるか自分が失点を引き取るなど失敗の方向に持っていくことを考えなければいけなくなります。
シュートザムーンを狙うプレーヤーが現れた時点で3対1のチーム戦になると思ってください。

それでね。
わたしゃ絶対一回はシュートザ・ムーンを妨害するために仕事する羽目になってしまうんです
そこまで仕事好きじゃないぜ??

では、ルールをまとめて見ましたのでどうぞ
◼️人数

4人
それ以外の人数で遊ぶ方法は後で記載します

◼️用意するもの

ジョーカーを除いた52枚

◼️失点

トリックで取った以下のカードがあった場合
以下の失点となります
❤️1枚  ー1点
♠︎Q    −13点

◼️ランク
強い順から
A、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2

ここは通常のトランプと同じです。

◼️ディール

適当にディーラーを決めて時計回りに1枚づつ
13枚配りきります

◼️パス
カードが配られたら各プレーヤーは自分の手札の中からカードを3枚選んで他のプレーヤーに裏向きに渡します
渡す対象は以下のとうりになります

1ラウンドは左側のプレーヤー
2ラウンド目は正面のプレーヤー
3ラウンド目は右側のプレーヤー
4ラウンド目は交換はありません
5ラウンド以降は1ラウンド目の渡し方に戻り
以降は左側→正面→右側→交換なし→…
を繰り返していきます

◼️プレイ

パス終了後、♣︎2を持っているプレーヤーから♣︎2を出してリードします、以降はマストフォローのトリックテイクになりますが、
以降の縛りがあります、
・最初のトリックでは失点になるカード(各ハート、♠︎Q)が出せない
・❤️が1枚でもプレイされてるか、手札に❤️しかない場合以外は❤️をリードすることができない(ハートブレイクのルール)

以降を13トリック続けます

◼️シュート・ザ・ムーン

1人のプレーヤーが失点カードを全て取った場合、
シュート・ザ・ムーン」となり、そのカードの失点が全てなくなり、
他のプレーヤー3人に−26点の失点がつきます。

以降カードを繰り返してラウンドを繰り返します



◼️プレイ終了

誰かが累計−100点以上になった時にそのラウンドで終了し、
累計てんの少ないプレーヤーが勝利します。

■3人の場合
アトランティスのハーツの主人公は好まない人数だったそうです。
3人だと1枚余るので、そのカードは使わない物として除外する。
又は最初のトリックを取ったプレーヤーが引き取るそうです
流星キック(@ryuuseikick )さんがよくやっていた方法だと♣︎2を予めゲームから抜いて♣︎3を持つプレーヤーから始めるそうです。
パスは
左隣→右隣→なしor左隣→右隣
だそうです。

■5人の場合
5人の場合は2枚を必ず抜くことになります。
ランダムでもいいですが。
♦︎2と♣︎2が抜かれるそうです。

渡す順番は
左隣→右隣→パスなし
左隣→右隣
左隣→左から2番目→右から2番目→右隣→パスなし
左隣→左から2番目→パスなし→右から2番目→右隣→パスなし
左隣→左から2番目→右から2番目→右隣
以下のどれでもいいそうです

パスのルールは多くあり、プレーヤー間で自由に決めても構わないそうです。

ルールは難しいことはないのでお試しを。
ブラックレディーにある程度慣れたらハーツもいいかもしれないですよ。

ハーツが詳しく書かれている小説に
アトランティスのこころ」という小説の中編に「アトランティスのハーツ」があり
ハーツが物語に大きく絡んできます。

ハーツの書かれているところだけ端折って読みましたが。
「このゲームの2、3の簡単なこつ」と称して攻略法が書かれていたり
実際にハーツのプレー風景、3人ハーツは1枚カードが使われないので苦手であるということ、カードを交換しない時はシュートザ・ムーンは起こらないなどのことが書かれています。
興味あれば是非読んでみてください