22
きゅうりに魅了されたあなたに
【22】
(写真がちょっと違うかも、後で取り直すかもしれません。)
近年、「5本のキュウリ」というカードゲームが話題となりました。
今回紹介する22(Twenty-Two)はこの「5本のきゅうり」の元である【キューカンバー】がアメリカで発展したゲームです
「5本のキュウリ」と同じくなるべく強いカードを出して
なるべく最後に勝たないようにするゲームではあるのですが、
いろいろなオプションルールが追加されて
本来運の要素の強いきゅうり系を非常に戦略的に変化させてます。
今回は2〜6人で1デッキ遊ぶ方法を説明しましょう。
ランク、リードとフォローがこのゲームの肝なのでそこから説明を行います。
○ランク
このゲームではスートの概念はありません。
ランクは強い順からA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
○リードとフォロー
リードはディーラーの左隣から始めます。
この【22】ではリードの仕方が2通りあります。
まずはリードが1枚の時。
左隣の人は必ず同じ強さか強いカードを出すことしか出来ません
もし、カードを出すことができない場合、自分の手札の中から、最弱のカードを出さなければいけません。
ここは「5本のきゅうり」とおなじです。
しかし【22】ではリードする人は複数枚リードすることが出来ます。
○複数枚リードについて
リードするカードを複数枚出すことが出来ます。
複数枚出すには条件があって、
1つ目はリードするカードの数字が全て同じであること、2つ目は必ず手札を1枚残すことが必要です。
リードをした左隣から必ず3枚とも強いカードを出してフォローします。
この時出すカードの数字が全て同じでなくてもかまいません。
例えばリードが777と3枚出しを行ったら、8、9、10と出してもかまいません。
フォローできない場合、自分の手持ちの最弱のカードを同枚数だします。
このリードとフォローを行って
一番大きいランクを出したプレーヤーがトリックに勝ちます。
同数なら、後から出したプレーヤーの勝ちになります。
トリックに勝ったプレイヤーから次のリードを行い。これを繰り返していきます。
最後の一枚になったら全員一斉に公開し、一番大きい手札を持っていたプレーヤーの負けとなります。
負けたプレーヤーはそのカードを失点として引き取ります。
これが1ラウンドの流れになります。
○ラウンドごとの流れ
最初のラウンドではディーラーは各プレイヤーに各7枚になるように配り、
残りは山札として中央におきます。
次にディーラーの左隣から時計回りの順番に好きな枚数を裏向きに捨てて、
同じ枚数を取って交換します。
この時交換をパスしてもOKです。
その後、トリックを行い、敗者を決定します。
○失点
失点ですが、Aは11点、KQJの絵札は10点その他は書いてある数字のとうりの失点となります。
このゲームの敗者は新たなラウンドのディーラーとなるります。
もし複数いた場合は、記載はそこには書かれていません。
ランダムで引き合いディーラーをきめるのがベストだとおもいます。
ディーラーは前のラウンドで自分の受けた失点の点数の分だけの枚数を配ります。
8で負けた場合は8枚、Aの場合11枚となります。
○脱落
引き取ったカードの合計が22点以上になってしまったらそのプレーヤーは脱落となります。
こうして1人だけになるまで続けていきます。
このゲームで特筆すべきアイディアは
失点となってしまったカードを引き取るところだと思っています。
これによりゲームのスコア方法として便利になるだけで無く、
次で使うカードの枚数が減ることによってゲームがよりスリリングなりゲーム性にもつながるデザインになっているからなのです。
リードで複数枚同時に出すルールや最初にカードを交換するルールもよく効いていて、
戦略の自由度がきゅうり系ゲームの中では非常に高く、完成度の高いゲームでもあると思います。
「5本のキュウリ」でこの系統に興味を持ったのなら是非とも遊んでもらいたいです。
普通のゲーム会ですとダウンタイムを嫌う傾向があるせいか
人がある程度脱落したところで途中で終わらせてしまう事が多いです。
しかしながらこのゲームは人数が少なくなっていくことで熱いドラマ性が生まれることが多いので、
最後の一人になるまで遊んでみることをお勧めします。
ここのサイトが紹介元になってます。
ここも参考にしてみてください。
じゃんごの「誰かこのゲームやってくれ!」:22(Twenty-Two) 【ルール】http://djangorec.blog.fc2.com/blog-entry-12.htmldjangorec.blog.fc2.com
後、このルールから影響受けたゲームに【どっちの始末ショー】と言うのがあるそうです。