ゲームばっかりやってないで

アナログ、デジタル、両方のゲームが好きで、それらのリビドーをぶちまけるブログ。そのほかにもいろいろな雑記も。

スワップ

どうすれば増える?お手軽相場交換ゲーム

スワップ


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前回予告したとおり今回は
5月に発売された「ライナー・クニツィアのダイス・トランプゲーム集」からもう1つゲームを紹介します。



といっても今回はこのブログでは珍しくトランプではなくチップとサイコロを使う【スワップ】というゲームを紹介します。
 このスワップですが、Allerley Spielereyというゲームアンソロジーに飲み物と食べ物(Um Speis' und Trank)という名前で発売されています。


www.gamers-jp.com

記事中程を参考

スワップ】はチップ交換要素のあるかなりパズル要素の高い独特の感覚があってゲームで面白いですが、
あまり周りでは盛り上がってはないのでここで紹介したいと思います。
あ、そう。
以前紹介した【ペニーワイズ】もチップ交換系に入ります。


yau-ichi.hatenablog.com

チップ交換系のゲームに外れないですね。


◾️人数
1人〜4人
◾️用意するもの
ダイス4個
4色チップ
各色12枚づつあれば遊べます
◾️目的
チップを交換して自分の持っているチップの数を早く2倍にする事を目指します。

◾️準備
最初にチップの価値の順番を決めます。
例えば使うチップの4色が(赤、白、緑、青)としたとしたら、
一番価値の低いチップを白
次に価値の高いチップを赤
次に価値の高いチップを青
一番価値の高いチップを緑
と決めます。
(この説明通りにしなくても結構です。
自分がかチップの価値の順番を覚えられる順番や色でしてもらって構いません。)
各プレーヤーにチップを各色1枚づつ4枚配ります。
次に人数×2に枚数のチップを中央に色ごとに纏めて置きます
この時にどのチップの価値がわかるように置くのがいいでしょう。
◾️プレイ
まずはじめにサイコロを振るプレーヤーを決めます。
サイコロを振るプレーヤーはサイコロ4つを振ります
振ったら、チップの価格が決定となります。
1番目の小さいサイコロの目の数が価値の低いチップ価格になります。
それ以降は出目の順にチップの価値の高い順に決めていきます。
例を出します。
振ったサイコロが(2、4、4、6)の場合、チップの価値は先程書いた例としましょう。
そうなると。
各チップの価値は
白:2 赤:4 青:4 緑:6
になります。
サイコロをチップの側に置くと価格が一目でわかり良いのではと思います。

価格が決まったら、サイコロを振ったプレーヤーから時計回りにチップを交換します。
交換は後で説明します。

最後にサイコロを振ったプレーヤーが交換を行ったら。
最後の交換をしたプレーヤーの左隣のプレーヤーがサイコロを振り直し価格を決め直します。
以降を続けていきます。

◾️交換について
では自手番に行う交換について説明します。

大まかなルールとして
売るチップの価格の合計を超えない価格の合計チップを取れる
1回の手番では各色チップ1枚づつしか動かせない。


となります。
例を出します。
先ほどの例で
白:2 赤:4 青:4 緑:6
とした場合

赤のチップを一枚出して売ったとします。
そうなると赤の価値は4で4の売り価格ができます。
その他のチップを見ると2、4、6となっているので、
同額の4の青のチップを1枚買えることがわかると思います。
緑は6のため、4では買うことができませんがもし価格2の白を持っていればそれも一緒に売れば緑を買うことができます。
白は1枚ならばが、交換はできます。ただし売り価格が4を2で買うため、価格としては損をしていることはわかるかと思います。

では、白を2枚に買えばいいと思いますが、ここで「1回の手番では各色チップ1枚づつしか動かせない。」というルールがあり、白2枚を動かすことができないため、このような交換ができません。


売るチップの合計と買うチップの合計の計算なので一見すると幅広く感じられますが、
各色1枚づつという交換の制限により交換方法は色の異なるチップを1枚づつ交換か二色のチップを売って1枚買うもしくは1枚のチップを2色にチップにするぐらいに選択肢が絞られてきます。

後、在庫に無いチップは買うことができません。

◾️勝利

各チップを2倍以上(要するに各色2枚以上づつ)
にした時点で勝利となります。

実は有益になる交換方法はかなり絞られます。
そこのチャンスが来るまで待つゲームでもあるように思えます。
交換の悩ましさは楽しいです。

数字は書いてしまってますが、
テンデイズ製の木製チップも木雰囲気あって良いかもしれません。


tendaysgames.shop

個人的にはこのようなゲームはあまり見かけないので斬新に感じますね。
 パズル的な要素があるので、パズルの好きな方は会うのかもしれません。
ぜひとも遊んでみてください